ジャケット、そして歌詞カード | アンダーグラフ OFFICIAL BLOG「Member's Diary」Powered by アメブロ

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今日は思ったより早く終わった。そういえば今日エンジニアの方が最新のipodを持ってきていた。

それが凄い。凄すぎる。ちょっと気持ち悪いぐらい。


小さな画面でネットはできるし、音楽は聴けるし、プロモも見れるし、来年にはそれで電話も出来るらしい。


ちょうどこの日、新曲のCDに載せる歌詞のフォントやジャケットを決める打ち合わせ&確認作業がレコーディング中に入ったのだが、あんな最新なものを見せられた後、

実際ジャケットや歌詞カードを手にとって見てくれる人はどれくらいいるんだろうなーとしばらくボーっとしていた。


mp3化されてしまう前の、圧縮されていない、のびのびとした音も中々聞いてもらえる機会も少なくなるのかなー、と寂しくなった。


そういえば、いろんな映画監督と一緒に色んなものをつくってきたが、監督も口を揃えて「映画館の大画面で隅々までみてほしい」って言ってた気がする。


でも、どんな形でも沢山の人に自分の発するメッセージが伝わればそれでいいって考え方もあって、


その面からすれば最新機器の意味はあるんだろうな。


便利さは時にヌクモリを奪ってしまうこともあるだろうが、アンダーグラフは小料理店のようにこつこつと


音を作り、歌詞カードの必要性が少なくなったとしても、そこにもこだわりを持って作っていこうと心に決めた。


だって、僕の好きだったアーティストはみんなジャケットや歌詞カードが素敵だったから。