障害犬デイジー、一夜限りのランウェイモデル | 障害犬デイジーのhoppyライフ

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先天性脱臼で前足が不自由なデイジー。ロサンゼルスで車椅子・義足の生活を綴っています。

犬のクチュールドレスを主にデザインするファッションデザイナーのアンソニー・ルビオさんのファッションショーにデイジーがモデルとして招かれたので行ってきました!

 

初ランウェイとなるデイジー。日時と場所だけ聞いていて、内容はあまり把握していなかったので到着してみてびっくり。本・格・的。

 

モデルさん、ヘアメイクさん、デザイナー、メディアの方が大勢いて、衣装合わせを行っていたり、ウォーキングの練習をしていたり。只ならぬ雰囲気に一緒に付いて来てくれた父親と私はタジタジ。会場について初めて知ったのですが、LA Fashion Weekというデザイナーが集結するロサンジェルスの大きなファッションショーだったのです。それを知ってしまってから急に緊張し始める私。 

 

犬たちも衣装合わせがあり、デイジーはブルーで花柄のスパンコールが敷き詰められているドレスに決定しました。車椅子とぴったりで思わず「プリンセスみたい!」と大声で言ってしまい、超親バカぶりを発揮。

(image: @jamgamma)

 

デイジーと一緒に歩いてくれるモデルさんと少しお話をして、車椅子に乗ったままの状態のデイジーの抱き方などを教えました。待ち時間がとにかく長く、その間車椅子で歩く練習などもさせたので、ショーが開幕した頃にはデイジーは既に疲れ気味でした。

 

基本的に私と一緒でないと車椅子で歩かないので、モデルさんとだけで果たしてちゃんと歩いてくれるのかドキドキしながら客席で待っていると、デイジー担当のモデルさんが出てきました。

 

なのに、デイジーが出てこない!!!!

 

初めての経験で緊張と疲れ、それとショーの音楽が大音量という理由から歩いてくれずΣ(+Oдo;艸;)

結局モデルさんの瞬時の抜群の対応でデイジーを抱き抱えてウォーキング。さすがプロだな〜と尊敬しました。

(image: Getty Images, Arun Nevader)

 

ルビオさんのコレクションの披露が終わったので、すぐ父親と裏に回ってデイジーを取りに行き、軽く写真撮影をしてから帰ってきました。

 

貴重な経験が出来てルビオさんに感謝です!デイジーは楽しかったか分からないけど(・ω・`;)ノ

素敵な写真も撮っていただき、また一つデイジーとの思い出が増えました。

デイジー、お疲れ様。