Pamela Meyer の
How to spot a liar です。
パメラ・マイヤーのTEDtalk「嘘の見抜き方」です。
これも以前から訳してみたかったtalkなので、
取りかかるに当たって、やっとここまできたな、って感じです。
内容の素晴らしさは、お墨付きのようなTEDtalkなので、
まあ、ボチボチ、ゆっくりジックリ味わいながら進んで行きたいと
思います。
パメラ・マイヤーは、アメリカの作家、公認不正検査官、起業家です。リーダーズダイジェストによって「嘘に関する国内で最も有名な専門家」と表現されたマイヤーは、2010年の本「Liespotting:欺瞞を検出するための実証済みのテクニック」の著者です。[1] [2][3] 彼女の2011年のTEDトーク「嘘つきを見つける方法」は3100万ビューを超え、史上最も人気のある20のTEDトークの1つです。
→ ――ウィキペディアより――
以下は
黒色は 英語原文スクリプト
赤色は 単語和訳、あるいは日本語参考文章
青色は 私の日本語訳
となります
00:00
Okay, now I don't want to alarm anybody in this room,
but it's just come to my attention that the person to your right is a liar.
(Laughter)
Also, the person to your left is a liar.
Also the person sitting in your very seats is a liar.
We're all liars.
What I'm going to do today is I'm going to show you what the research says
about why we're all liars, how you can become a liespotter and
why you might want to go the extra mile and go from liespotting to truth seeking,
and ultimately to trust building.
alarm警報 veryまさしく liespotter嘘つき
go the extra mile 一層頑張る ultimately最終的に
さて、ここにいる皆さんを警戒させるつもりはありませんが、
あなたの右側にいる人は嘘つきです。
(笑い)
あなたの左側にいる人も嘘つきです。
そして、席に座っている皆さんは嘘つきです。
私たちは皆嘘つきです。
今日私がやろうとしていることは、私たちが皆嘘つきだという、
その理由を研究結果からお見せすることです。
どのようにあなたは嘘発見人になるのか、
なぜ、嘘を発見することに頑張るのか、
そして嘘発見から真実をみつけ、
最終的に真実とはどのようなことなのかについてお話したいと思います。
00:34
Now, speaking of trust, ever since I wrote this book, "Liespotting,"
no one wants to meet me in person anymore,
no, no, no, no, no. They say, "It's okay, we'll email you."
(Laughter)
I can't even get a coffee date at Starbucks.
My husband's like, "Honey, deception? Maybe you could have focused on cooking.
How about French cooking?"
deception欺くこと
さて、ホントのことをいえば、私がこの本「嘘発見」を書いて以来、
私に直接会いたいと誰も思わなくなりました。
「いえ、いえ、いえ、いいです、メールします」と言われるんです (笑)
スターバックスでコーヒーデートすらできません。
夫ですら「嘘についてかい? 料理専門がよかったのかも、
フランス料理とかはどう?」 みたいな。
00:57
So before I get started, what I'm going to do is I'm going to clarify my goal for you,
which is not to teach a game of Gotcha.
Liespotters aren't those nitpicky kids, those kids in the back of the room
that are shouting, "Gotcha! Gotcha! Your eyebrow twitched.
You flared your nostril. I watch that TV show 'Lie To Me.' I know you're lying."
No, liespotters are armed with scientific knowledge of how to spot deception.
They use it to get to the truth, and they do what mature leaders do everyday;
they have difficult conversations with difficult people,
sometimes during very difficult times.
And they start up that path by accepting a core proposition,
and that proposition is the following:
Lying is a cooperative act.
Think about it, a lie has no power whatsoever by its mere utterance.
Its power emerges when someone else agrees to believe the lie.
clarify明らかにする Gotcha I got you"を略したスラング わかった
nitpicky細かい twitchedけいれんした flared広がった nostril鼻孔
spot 目指する mature成熟した proposition命題 提案 whatsoever なんでも
mereほんの utterance発話 emerges現れる
ですから、お話を始める前に、私のやろうとしている目的は、
ただの嘘当てゲームを教えることではないと、明確にしておきます。
嘘の発見とは、
こましゃくれた子供が部屋の後ろで「わかった!わかった!」と
眉毛をぴくっとさせ、小鼻を膨らませてるから、
テレビ番組の「Lie To Me」を見て、
嘘をついているのが分かると叫ぶのとは違います。
いいえ、嘘の発見は、嘘を見抜く方法についての科学的知識を持ってます。
彼らは真実を発見するためにそれらを使用し、
熟練した指導者が日常的に行うように行動します。
彼らは、時には非常に困難な場面で、気難しい人々と難しい会話をします。
そして、彼らは核となる命題を受け入れてから、その道を歩み始めます。
その命題とは次のとおりです。
嘘をつくことは協力的な行為です。
考えてみてください。
嘘は口から発せられただけでは何の力もありません。
その力は、他の誰かが嘘を信じて初めて現れます。
01:46
So I know it may sound like tough love,
but look, if at some point you got lied to, it's because you agreed to get lied to.
Truth number one about lying: Lying's a cooperative act.
Now not all lies are harmful.
Sometimes we're willing participants in deception for the sake of social dignity,
maybe to keep a secret that should be kept secret, secret.
We say, "Nice song." "Honey, you don't look fat in that, no."
Or we say, favorite of the digiratti,
"You know, I just fished that email out of my Spam folder. So sorry."
tough loveきつい愛 harmful危害を与える participants参加者 deception 欺くこと
sake of social dignity 社会的尊厳のために willing喜んで digiratti デジタルな
きつい言い方に聞こえるかもしれませんが、
でも、ある時、嘘をつかれたとしたら、
それは嘘をつかれることに同意したからです。
嘘についての真実その 1 「嘘は共同作業である」
すべての嘘が悪いというわけではありません。
時には私たちは社会の円滑な流れを保つために、心地よい嘘をつきます。
たぶん黙っていたほうがよい場合、それを隠すためにです。
たとえば 「いい歌ね」 「その服、太って見えないよ 全然」
それとか、デジタルメールでよくある話、
「スパムフォルダにメールがはいってしまっていて、気づかず
申し訳ありません」などです。
02:21
But there are times when we are unwilling participants in deception.
And that can have dramatic costs for us.
Last year saw 997 billion dollars in corporate fraud alone in the United States.
That's an eyelash under a trillion dollars.
That's seven percent of revenues.
Deception can cost billions.
Think Enron, Madoff, the mortgage crisis.
Or in the case of double agents and traitors, like Robert Hanssen or Aldrich Ames,
lies can betray our country, they can compromise our security,
they can undermine democracy,
they can cause the deaths of those that defend us.
corporate fraud 企業詐欺 fraud 詐欺 eyelashまつげ revenues収入
mortgage抵当 traitors裏切り者 betray裏切る compromise 妥協
undermine弱体化
しかし、不本意な形で、嘘に巻き込まれることもあります。
そして、それは私たちにとって莫大な金額の損失になることもあります。
昨年は、米国だけで 9,970 億ドルの企業詐欺が発生しました。
それは1兆ドル目前で、国家歳入の7パーセントにあたります。
嘘は何十億ドルもの損害を与えうるのです。
エンロン破綻、マドフ投資詐欺、住宅ローン危機を考えてみてください。
あるいは、ロバート・ハンセンやアルドリッチ・エイムズのような二重スパイや
国家反逆者ようなの場合には、嘘は私たちの国を裏切り、
私たちの安全を脅かし、民主主義を弱体化させ、
国家の防衛に当たる人々の死を招きます。
02:56
Deception is actually serious business.
This con man, Henry Oberlander, he was such an effective con man,
British authorities say he could have undermined the entire banking system
of the Western world.
And you can't find this guy on Google; you can't find him anywhere.
He was interviewed once, and he said the following.
He said, "Look, I've got one rule." And this was Henry's rule,
he said, "Look, everyone is willing to give you something.
They're ready to give you something for whatever it is they're hungry for."
And that's the crux of it.
If you don't want to be deceived, you have to know, what is it that you're hungry for?
con 詐欺 con man詐欺師 authorities当局 undermined弱体化した
crux核心 deceivedだまされた
欺き、嘘は実際には深刻なビジネスです。
これは詐欺師、ヘンリー・オーバーランダーです。
彼は非常に有能な詐欺師であり、
英国当局は、
「彼は西側世界の銀行システムを弱体化させていた可能性がありました」
と言います。
そして、この男は Google で見つけることができませんし、
彼をどこにも見つけることはできません。
彼は一度インタビューで、
「いいですか、私は一つの法則しか使いません」と言ってます。
それがヘンリーの法則でした。
「ほら、誰もがあなたに何かを喜んで与えてくれます。
彼らは、飢えているものが何であれ、あなたに何かを与える準備ができています」
と言いました。
これが嘘の核心です。
だまされたくないのなら、自分は何に飢え、望んでいるかを知る必要があるのです。
――ヘンリーの法則を公式訳から――
「誰もが 己の願望のためには 進んで何かを差し出すものだ」
03:29
And we all kind of hate to admit it.
We wish we were better husbands, better wives, smarter,
more powerful, taller, richer -- the list goes on.
Lying is an attempt to bridge that gap,
to connect our wishes and our fantasies about who we wish we were,
how we wish we could be, with what we're really like.
And boy are we willing to fill in those gaps in our lives with lies.
admit認める attempt試み fantasies空想
そして、私たちは皆それを認めたくないのです。
私たちは、より良い夫、より良い妻、より賢く、より力強く、より背が高く、
より裕福でありたいと願っています――リストは続きます。
嘘とは、そうしたギャップとの橋渡しであり、
自分はどんなでありたいか、、どのようになりたいか、
自分の本当はどんなでどのようになりたいか。
私たちの願いと空想を現実と結びつける試みです。
少年達はそうした現実との差を進んで嘘で埋めます。
03:54
On a given day, studies show that you may be lied to anywhere from 10 to 200 times.
Now granted, many of those are white lies.
But in another study, it showed that strangers lied three times
within the first 10 minutes of meeting each other.
(Laughter)
granted承諾する
研究調査では私たちは一日に10 ~ 200 回嘘をつかれてます。
確かに、それらの多くはたわいのない嘘です。
しかし、別の研究では、見知らぬ人と出会って、最初の10 分以内に、
3 回嘘をつくという結果もでています。
(笑い)
04:10
Now when we first hear this data, we recoil.
We can't believe how prevalent lying is.
We're essentially against lying.
But if you look more closely, the plot actually thickens.
We lie more to strangers than we lie to coworkers.
Extroverts lie more than introverts.
Men lie eight times more about themselves than they do other people.
Women lie more to protect other people.
If you're an average married couple,
you're going to lie to your spouse in one out of every 10 interactions.
Now, you may think that's bad.
If you're unmarried, that number drops to three.
recoil しりごみ ひるむ、後退する prevalent流行する、はやっている
plot事態、陰謀、策略、 thickens厚くなる
このデータを初めて聞いたとき、私たちはしりごみます。
嘘がこれほど蔓延していると信じられません。
私たちは本質的に嘘を嘘を嫌います。
しかし、よく見ると、事態はいっそう込み入っています。
私たちは同僚よりも見知らぬ人により嘘をつきます。
外向的な人は内向的な人よりも嘘をつきます。
男性は、他人のことより自分のことについて8 倍も嘘をつきます。
女性は、他人を守るためにより嘘をつきます。
あなたが平均的な夫婦だとすれば、
10回のやり取りに1回は配偶者に嘘をつきます。
あなたはそれはひどいと思われるかもしれませんが、
未婚の場合だと、その数は3回に1回と増えます。
04:47
Lying's complex.
It's woven into the fabric of our daily and our business lives.
We're deeply ambivalent about the truth.
We parse it out on an as-needed basis, sometimes for very good reasons,
other times just because we don't understand the gaps in our lives.
That's truth number two about lying.
We're against lying,
but we're covertly for it in ways that our society has sanctioned for
centuries and centuries and centuries.
It's as old as breathing. I
t's part of our culture, it's part of our history.
Think Dante, Shakespeare, the Bible, News of the World.
(Laughter)
complex複雑の woven織られた fabric織物
ambivalent両価的な、相反する感情を持つ、あいまいな
parse文法的関係を説明する、解剖する covertlyこっそりと
sanctioned認可された breathing息づかい
嘘は複雑な行為です。
それは私たちの日常生活やビジネスに織り込まれています。
私たちは真実について非常にあいまいです。
私たちは必要に応じて嘘を解析しますが、
時に、それには正当な理由がある場合もあれば、
単に現実を受け入れられずに嘘をつく場合もあります。
これが嘘についての2番目の真実です。
私たちは嘘を否定しながらも、
私たちの社会が何世紀も、何世紀もわたって認めてきた方法で、
私たちはひそかにそれを支持しています。
嘘は呼吸と同じように古くから息づいてます。
嘘は私たちの文化の一部であり、私たちの歴史の一部です。
ダンテ、シェイクスピア、聖書、世界のニュースを考えてみてください。
(笑い)
05:23
Lying has evolutionary value to us as a species.
Researchers have long known that the more intelligent the species,
the larger the neocortex, the more likely it is to be deceptive.
Now you might remember Koko.
Does anybody remember Koko the gorilla who was taught sign language?
Koko was taught to communicate via sign language.
Here's Koko with her kitten. It's her cute little, fluffy pet kitten.
Koko once blamed her pet kitten for ripping a sink out of the wall.
(Laughter)
evolutionary進化的な species種族 neocortex新皮質 deceptiv 欺瞞的な
sign language 手話 via経由 kitten子猫 fluffyふわふわ blamed 非難した
rippingびりびり
嘘をつくことは、種としての人類にとって進化上の価値があります。
研究者たちは、種がより知的であり、新皮質が大きいほど、
嘘をつくようになる可能性が高いと以前から知っていました。
あなたはココを覚えているでしょう。
手話を教えられたゴリラのココを覚えている人はいますか?
ココは手話でコミュニケーションするように教えられました。
ココと子猫です。
彼女のかわいいふわふわのペットの子猫です。
ココは、この子猫が流し台を壁からむしり取ったのを非難したことがあります。
(笑い)
05:52
We're hardwired to become leaders of the pack.
It's starts really, really early. How early?
Well babies will fake a cry, pause,
wait to see who's coming and then go right back to crying.
One-year-olds learn concealment.
(Laughter)
pack群れ pause一時停止 concealment隠蔽 隠し立て
hardwired固有の、変化しにくい
私たちは、群れのリーダーになる本能を備えています。
それは非常に早い頃から、本当に早く始まります。
どれくらい早い? 赤ちゃんは泣き声を偽って、一時停止し、
誰かが来るかを待ってから、又泣き始めます。
1歳児は隠蔽を学びます。
(笑い)
06:08
Two-year-olds bluff.
Five-year-olds lie outright. They manipulate via flattery.
Nine-year-olds, masters of the cover-up.
By the time you enter college, you're going to lie to your mom
in one out of every five interactions.
By the time we enter this work world and we're breadwinners,
we enter a world that is just cluttered with Spam, fake digital friends,
partisan media, ingenious identity thieves, world-class Ponzi schemers,
a deception epidemic -- in short,
what one author calls a post-truth society.
It's been very confusing for a long time now.
bluffはったり manipulate操作する flattery世辞 breadwinners稼ぎ手
cluttered 雑然とした partisan狂信者 ingenious 独創的な thieves泥棒
Ponzi schemers投資詐欺の一種 deception欺くこと epidemic伝染病
post-truth societyポスト真実社会 confusing混乱させる
2 歳児ははったりをかけます。
5歳児はあからさまに嘘をつきます。
彼らはお世辞を介して操作します。
9歳児は隠蔽工作の達人。
大学に入学する頃には、5 回に 1 回は母親に嘘をつくようになります。
職について稼ぐようになり一家の稼ぎ手になる頃には、
嘘に取り囲まれた世界に入ります、
スパムメール、 ネットでの偽友達、 狂信的なメディア、巧妙ななりすまし犯罪、
世界規模のポンジ・スキーム、 嘘の蔓延……
それは、ある作家が言うような
「真実を求める社会」です。
それか今日にいたるまでずっと 嘘に翻弄されてきた社会です。
06:48
What do you do?
Well, there are steps we can take to navigate our way through the morass.
Trained liespotters get to the truth 90 percent of the time.
The rest of us, we're only 54 percent accurate.
Why is it so easy to learn?
There are good liars and bad liars.
There are no real original liars.
We all make the same mistakes. We all use the same techniques.
So what I'm going to do is I'm going to show you two patterns of deception.
And then we're going to look at the hot spots and see if we can find them ourselves.
We're going to start with speech.
morass泥沼 accurate正確
どうしたらよいでしょう?
ですが、こんな泥沼を通り抜けるためのステップが私たちにはあります。
訓練された嘘発見人は90%の確率で真実を見つけます。
普通の人では54%くらいでしょう。
なぜ、そんなに簡単に学べるのでしょうか?
巧みな嘘つきと下手な嘘つきがいますが、
本当に独創的な嘘つきはいません。
嘘をつくとき私たちは皆、同じように間違います。
私たちは皆、同じ嘘のテクニックを使用してるからです。
そこで私がこれからやろうとしていることは、
嘘の 2 つのパターンを紹介します。
嘘の現場をお見せします、あなた方は嘘を見抜けるでしょうか、
ではスピーチを見てみましょう。
07:18
(Video) Bill Clinton:
I want you to listen to me. I'm going to say this again.
I did not have sexual relations with that woman, Miss Lewinsky.
I never told anybody to lie, not a single time, never.
And these allegations are false.
And I need to go back to work for the American people.
Thank you.
(Applause)
allegations 申し立て
(ビデオ) ビル・クリントン:
「私の話を聞いてほしい、もう一度おなじことを言います。
私はあの女性、ミス・ルインスキーと性的関係はありませんでした。
私は誰にも嘘を言ったことはありません。
一度もありません。
そして、この疑惑は事実ではありません。
私はアメリカの人々ために仕事に戻る必要があります。
ありがとうございました」
(拍手)
07:43
Pamela Meyer:
Okay, what were the telltale signs?
Well first we heard what's known as a non-contracted denial.
Studies show that people who are overdetermined in their denial will resort to
formal rather than informal language.
We also heard distancing language: "that woman."
We know that liars will unconsciously distance themselves from their subject,
using language as their tool.
Now if Bill Clinton had said, "Well, to tell you the truth ..."
or Richard Nixon's favorite, "In all candor ..."
he would have been a dead giveaway for any liespotter that knows that
qualifying language,
as it's called, qualifying language like that, further discredits the subject.
Now if he had repeated the question in its entirety,
or if he had peppered his account with a little too much detail --
and we're all really glad he didn't do that --
he would have further discredited himself.
telltale証拠 non-contracted非契約 取り決めのない denial拒否
overdetermined過決定 resort 期待 distancing距離を置く
unconsciously無意識のうちに candor 率直 giveaway与える
dead giveaway 決定的証拠 qualifying language資格のある言語
qualifying 予選 資格を与える furtherさらに遠く discredits 信用を落とす
pepperedちりばめられた にこしょうをふりかける
Pamela Meyer:
オーケー、どんな手がかりがありましたか?
まず最初に、取り決めのない否認を聞きました。
――短縮形を用いない否認(did not)」がありました――
研究によると、自分を否認することに意気込みすぎている人の場合は、
短縮した言葉よりもむしろ公式の言葉を使う傾向があります。
「あの女性」という距離を置く言葉も聞こえました。
嘘をついている人は無意識に嘘の対象との距離を取る言葉を、
使おうとするものです。
もしビル・クリントンが「本当のことを言うと...」とか
リチャード・ニクソンのお気に入り「率直に言って...」などと言っていたら、
言葉の現す背景を知っている嘘発見人にとって完璧な証拠だったでしょう。
このような修飾語は、本人の信用をさらに落とします。
もしされた質問をそのまま繰り返していたり、
あるいは彼が詳細すぎる説明を振りまいていたとしたら……
幸い、私たちは、彼がそうしなかったことを本当に嬉しく思います。
彼は自分自身の信用をさらに落とさなくてすみました。
08:31
Freud had it right.
Freud said, look, there's much more to it than speech:
"No mortal can keep a secret. If his lips are silent, he chatters with his fingertips."
And we all do it no matter how powerful you are.
We all chatter with our fingertips.
I'm going to show you Dominique Strauss-Kahn with Obama who's chattering
with his fingertips.
(Laughter)
mortal人類の 死ぬべき運命の chattersおしゃべり
フロイトは正しかった。
フロイトは、それには言葉以上に語るものがあると言いました。
「秘密を守れる人はいない、彼の唇は閉じて静かにしていても
指先が語っているから」
あなたがどれほど口が固かろうとも、指先で秘密を漏らすのです。
私たちは皆それをします。
指先でおしゃべりしているオバマとドミニク・ストラウスカーンをお見せします。
ここでオバマの指先は語ってます。
(笑い)
08:56
Now this brings us to our next pattern, which is body language.
With body language, here's what you've got to do.
You've really got to just throw your assumptions out the door.
Let the science temper your knowledge a little bit.
Because we think liars fidget all the time.
Well guess what,
they're known to freeze their upper bodies when they're lying.
We think liars won't look you in the eyes.
Well guess what,
they look you in the eyes a little too much just to compensate for that myth.
We think warmth and smiles convey honesty, sincerity.
But a trained liespotter can spot a fake smile a mile away.
Can you all spot the fake smile here?
You can consciously contract the muscles in your cheeks.
But the real smile's in the eyes, the crow's feet of the eyes.
They cannot be consciously contracted, especially if you overdid the Botox.
Don't overdo the Botox; nobody will think you're honest.
assumptions仮定 temper気性 fidget そわそわ compensate埋め合わせる
myth神話 warmth暖かさ convey取り次ぐ sincerity誠実さ 真心
mile away マイル離れた consciously意識的に muscles筋肉 crow'sカラスの
overdidやり過ぎた Botox 美容整形に使う注入剤
ここで、次のパターンであるボディーランゲージを見てみましょう。
ボディーランゲージについて、あなたにしてもらいたことがあります。
あなたのボディーランゲージについての思いこみを一度全部捨てて、
科学の知識を少し入れてみましょう。
それは嘘つきはいつも落ち着かずそわそわしていると思っているでしょうが、
彼らは嘘をついているとき、上半身を動かさないことが知られています。
嘘つきはあなたの目を直視しないと思っているでしょうが、
そうした思いを逆手にとって、彼らはあなたの目を余計に長く見つめるのです。
熱心さやほほえみは正直さや誠実ささをあらわすと思っているでしょうが、
しかし、訓練を受けた嘘発見人は、
偽の微笑みを1 マイル離れたところからでも見抜くことができます。
ここにある偽の微笑みを見つけられますか?
頬の筋肉は意識して動かすことができますが
しかし、本当の笑顔は目じりに小じわができます、カラスの足跡です。
特にボトックス注射をしすぎると、意識的に目の筋肉を動かすことはできません。
ボトックスをやりすぎないでください。
誰もあなたを信頼しなくなります。
09:50
Now we're going to look at the hot spots.
Can you tell what's happening in a conversation?
Can you start to find the hot spots to see the discrepancies
between someone's words and someone's actions?
Now, I know it seems really obvious,
but when you're having a conversation with someone you suspect of deception,
attitude is by far the most overlooked but telling of indicators.
discrepancies 不一致 obvious明らか 当たり前の indicators 指標
overlooked 見過ごされた
では、嘘の現場を見てみましょう。
会話の中で何が起こっているか分かりますか?
言葉と行動の不一致を見つけて、嘘を見抜くことができるでしょうか?
このことははっきり分かってますが、
嘘と疑っている人と話す時に、態度は最も見過ごされがちになります。
でも、嘘をついているかどうかの指標は態度なのです。
10:11
An honest person is going to be cooperative.
They're going to show they're on your side.
They're going to be enthusiastic.
They're going to be willing and helpful to getting you to the truth.
They're going to be willing to brainstorm, name suspects, provide details.
They're going to say, "Hey, maybe it was those guys in payroll that forged those checks."
They're going to be infuriated if they sense they're wrongly accused
throughout the entire course of the interview,
not just in flashes; they'll be infuriated throughout the entire course of the interview.
And if you ask someone honest what should happen to whomever did forge those checks,
an honest person is much more likely to recommend strict rather than lenient punishment.
enthusiastic熱狂的 brainstorm ブレインストーミング 集団思考、集団発想法、
suspects容疑者 provide提供 payroll給与 forged偽造の
infuriated 激怒した sense感じ 検出 wrongly間違って accused被告人
flashes点滅 一瞬 whomever 誰でも lenient 寛大な recommendお勧め
strict厳しい
正直な人は協力的です。 ――正直と訳しましたが公式訳は無実と訳してます――
彼らはあなたの味方だという態度を示します。
彼らは熱心で、喜んで真実を見つける手助けをしてくれるでしょう。
彼らは喜んでブレインストーミングを行い、
容疑者の名前をあげたり、詳細な話をします。
彼らは、「給料を改ざんしたのは給与計算の連中かもしれない」と言うでしょう。
無実の人は取り調べの全過程で不当な疑惑を感じたら激怒するでしょう。
彼らは一瞬でなく取り調べの全過程を通して激怒するでしょう。
そして、無実な人に給料を改ざんした人をどうすべきかを尋ねると、
無実な人は寛大な罰よりも厳しい罰を求めると答えることが多いのです。
10:48
Now let's say you're having that exact same conversation with someone deceptive.
That person may be withdrawn, look down, lower their voice, pause,
be kind of herky-jerky.
Ask a deceptive person to tell their story,
they're going to pepper it with way too much detail in all kinds of irrelevant places.
And then they're going to tell their story in strict chronological order.
And what a trained interrogator does is they come in and in very subtle ways
over the course of several hours,
they will ask that person to tell that story backwards,
and then they'll watch them squirm,
and track which questions produce the highest volume of deceptive tells.
withdrawn引きこもった pause一時停止 herky-jerkyぎくしゃくした
irrelevant 無関係 chronological 年代順 subtle微妙 interrogator尋問者
subtle微妙 精緻 squirmもがく track 追跡
では、あなたが嘘を付いている人とまったく同じ会話をしてみましょう。
その人は体を遠ざけ、下を向き、声を低くし、尻込みし、
ぎこちない態度をとるでしょう。
嘘をついている人に自分の話をしてもらうように頼むと、
彼らはどうでもいいようなあらゆる種類の無関係な場所での話に、
細かい説明をつけすぎるでしょう。
そして、厳密に時系列順にストーリーを語っていきます。
訓練された尋問者は、数時間にわたって精緻された方法で検証します。
その人にその話を逆に話すように頼んでみます。
そこでその人が落ち着きをなくし、もがく時を見て、
どの質問が最も疑わしいかを追跡、見極めます。
11:23
Why do they do that?
Well, we all do the same thing.
We rehearse our words, but we rarely rehearse our gestures.
We say "yes," we shake our heads "no."
We tell very convincing stories, we slightly shrug our shoulders.
We commit terrible crimes, and we smile at the delight in getting away with it.
Now, that smile is known in the trade as "duping delight."
convincing 説得力のある slightly少し shrug肩をすくめる commit専念 crimes犯罪
duping delight 欺瞞者の喜悦 in the trade同業者
なぜ彼らはそうするのでしょう?
まあ、私たちは皆同じことをするからです。
嘘をつくとき言葉の練習はしますが、
身振りまで練習することはめったにありません。
私たちは「はい」と言いつつ、「いいえ」と首を横に振ります。
私たちは非常に説得力のある話をしながら、少し肩をすくめたりします。
私たちは恐ろしい犯罪を犯した時に、それを逃れた喜びに微笑みます。
この笑みは「duping delight(欺瞞者の喜悦)」として知られています。
11:43
And we're going to see that in several videos moving forward,
but we're going to start -- for those of you who don't know him,
this is presidential candidate John Edwards who shocked America by
fathering a child out of wedlock.
We're going to see him talk about getting a paternity test.
See now if you can spot him saying, "yes" while shaking his head "no,"
slightly shrugging his shoulders.
fathering父親になる wedlock嫡出 paternity父性 slightly少し
shrugging肩をすくめる
では、いくつかのビデオでそれを見てみましょう。
では最初のビデオですが、知らない方のために
彼は大統領候補だったジョン・エドワードで、
婚外子がいたことでアメリカに衝撃を与えた人です。
彼が父子鑑定を受けることについて話しているのを見てみましょう。
彼が「はい」と言いながら「いいえ」と頭を振ってるところや、
肩を少しすくめているのを見つけられるか、みてください。
12:03
(Video) John Edwards: I'd be happy to participate in one.
I know that it's not possible that this child could be mine,
because of the timing of events.
So I know it's not possible. Happy to take a paternity test,
and would love to see it happen.
Interviewer: Are you going to do that soon? Is there somebody --
JE:
Well, I'm only one side.
I'm only one side of the test. But I'm happy to participate in one.
participate参加
(ビデオ) ジョン・エドワーズ:
喜んで参加させていただきます。
子供ができた時期から考えて、
この子は私の子供である可能性はないとわかっています。
ですのでそれは不可能であると知っています。
父子鑑定を受けることができ光栄で、
結果を楽しみにしています。
インタビュアー:
鑑定はすぐにやりますか?
他にもどなたかいますか……
JE:
はい、私だけです。
受けるのは私一人だけですが、
受けますよ、参加できて光栄です。
12:25
PM: Okay, those head shakes are much easier to spot once you know to look for them.
There are going to be times when someone makes one expression
while masking another that just kind of leaks through in a flash.
Murderers are known to leak sadness.
Your new joint venture partner might shake your hand, celebrate,
go out to dinner with you and then leak an expression of anger.
And we're not all going to become facial expression experts overnight here,
but there's one I can teach you that's very dangerous and it's easy to learn,
and that's the expression of contempt.
Now with anger, you've got two people on an even playing field.
It's still somewhat of a healthy relationship.
But when anger turns to contempt, you've been dismissed.
It's associated with moral superiority. And for that reason,
it's very, very hard to recover from.
Here's what it looks like. It's marked by one lip corner pulled up and in.
It's the only asymmetrical expression.
And in the presence of contempt, whether or not deception follows --
and it doesn't always follow --
look the other way, go the other direction, reconsider the deal,
say, "No thank you. I'm not coming up for just one more nightcap. Thank you."
leaks漏れる facial顔の contempt 侮蔑 軽蔑 dismissed解雇された
associated関連する superiority優位性 asymmetrical 非対称
presence面前 nightcap寝酒
パメラ:
どうでしょう。
これら首を振っているのは、探す方法を知れば、簡単に見つけられます。
感情を覆い隠そうとして別の表情をするとき、
一瞬ですが、元の感情が漏れ出すことがあります。
殺人者は悲しみの表情を漏らすことが知られています。
あなたの新しい提携先と合意に達し、握手し、祝い、夕食に出かけた時、
相手が、怒りの表情を漏らすかもしれません。
一夜にして表情分析の専門家になれるわけではありませんが、
簡単に習得できるもので、とても危険な兆候を一つお教えしましょう。
侮蔑の表情です。
怒りの感情をもった2 人が対等な場にいます。
そこはまだ健全な関係を保ってます。
しかし、怒りが侮蔑の表情に変わったとき、関係はそこまでです。
これは侮蔑は感情的には優位であることと関連しています。
そのため、関係を修復するのは、とてもとても難しいのです。
この表情はどのように見えるでしょう。
片方の唇の角が引き上げられているのが特徴です。
侮蔑はたった一つの非対称な顔の表情です。
そして、侮蔑の表情では、騙そうとしていようがいまいがに関係なく、
騙そうとしてるとは限らないですが、
反対の方向を向いて、反対の方向に進み、取引を再考してください。
「結構です、もう酒席に誘われても来ません、ありがとうございました」
と言いなさい。
13:32
Science has surfaced many, many more indicators.
We know, for example, we know liars will shift their blink rate,
point their feet towards an exit.
They will take barrier objects and put them between themselves
and the person that is interviewing them.
They'll alter their vocal tone, often making their vocal tone much lower.
surfaced浮上した indicators指標 barrier障壁 alter変更する
科学は、さらに多くの嘘の兆候を暴き出しています。
たとえば、嘘つきはまばたきの回数を変えたり、
足を出口に向けたりすることがわかっています。
彼らは障壁物を、彼ら自身とインタビューしている人との間に置きます。
彼らは声のトーンを変え、しばしば声のトーンをずっと低くします。
13:52
Now here's the deal.
These behaviors are just behaviors.
They're not proof of deception.
They're red flags.
We're human beings.
We make deceptive flailing gestures all over the place all day long.
They don't mean anything in and of themselves.
But when you see clusters of them, that's your signal.
Look, listen, probe, ask some hard questions,
get out of that very comfortable mode of knowing,
walk into curiosity mode, ask more questions, have a little dignity,
treat the person you're talking to with rapport.
Don't try to be like those folks on "Law & Order"
and those other TV shows that pummel their subjects into submission.
Don't be too aggressive, it doesn't work.
flailing 動揺 clusters 群れ curiosity好奇心 dignity尊厳 rapport 親密な関係
pummelたたく submission 服従 aggressive攻撃的
「Law & Order」アメリカ・NBCで1990年9月から放送され、
2010年5月に一度終了した、ディック・ウルフ制作の刑事・法廷ドラマ
これは取引です。
これらの行動は単なる行動です。
彼らには嘘の証拠がありません。
彼らは注意信号です。
私たちは人間です。
私たちは一日中、いたるところで嘘が疑われる動作をしています。
それら自体には何の意味もありません。
しかし、それらがいくつも見られたら、それはあなたへの合図です。
見て、聞いて、調べて、いくつかの難しい質問をして、
そのくつろいだ知的雰囲気からから抜け出し、
興味に引かれた感じで足を踏み入れ、
さらに質問をし、少し尊厳を持ち、
話している相手に親近感を持って接してください。
「Law & Order」や他のテレビ番組で主題を叩きのめして、
服従させようとしている人たちのようにしないでください。
攻撃的になりすぎないでください。
それではうまくいきません。
14:32
Now, we've talked a little bit about how to talk to someone
who's lying and how to spot a lie.
And as I promised, we're now going to look at what the truth looks like.
But I'm going to show you two videos, two mothers --
one is lying, one is telling the truth.
And these were surfaced by researcher David Matsumoto in California.
And I think they're an excellent example of what the truth looks like.
surfaced浮上した
さて、嘘をついている人と話す方法と、
嘘を見抜く方法についてほんの少し話しました。
では約束した、真実を語る人はどのように見えるかを見ていきましょう。
これから2つのビデオをお見せします。
2人の母親です。
一人は嘘をついていて、もう一人は真実を語っています。
これらはカリフォルニアの研究者デイヴッド・マツモトによって見いだされました。
そして、これは真実がどのように見えるかの非常によい例だと思います。
14:53
This mother, Diane Downs, shot her kids at close range,
drove them to the hospital while they bled all over the car,
claimed a scraggy-haired stranger did it. And you'll see when you see the video,
she can't even pretend to be an agonizing mother.
What you want to look for here is an incredible discrepancy
between horrific events that she describes and her very, very cool demeanor.
And if you look closely, you'll see duping delight throughout this video.
range範囲 claimed主張した scraggy やせこけた 骨ばった 〔ひげ・木などが〕ふぞろいに伸びた
agonizing苦しむ discrepancy不一致 horrific 恐ろしい demeanorふるまい
duping delight 欺瞞者の喜悦
この母親、ダイアン・ダウンズは自分の子供達を至近距離で撃ち、
車の中いたるところを血まみれにしながら、病院にかけこみ、
髪の毛がぼさぼさの見知らぬ人の犯行だと主張したのです。
このビデオを見ればわかると思いますが、
彼女は苦しむ母親のふりさえできないことがわかるでしょう。
ここで見ていただきたいのは、彼女が説明する恐ろしい出来事と、
彼女の非常に冷静な態度との信じられないほどの不一致です。
よく見ると、ビデオ全体で「欺瞞者の喜悦」が見えるのが分かります。
15:18
(Video) Diane Downs:
At night when I close my eyes,
I can see Christie reaching her hand out to me while I'm driving,
and the blood just kept coming out of her mouth.
And that -- maybe it'll fade too with time --
but I don't think so.
That bothers me the most.
(ビデオ) ダイアン・ダウンズ:
夜、私が目を閉じると、
クリスティーが運転している私に手を差し伸べてくるのが見えます。
彼女の口からは血が流れ続けていました。
そして、それも時間の経過とともに薄れるだろうと言われますが、
私はそうは思えません。
それが一番私を苦しめています。
15:40
PM: Now I'm going to show you a videoof an actual grieving mother, Erin Runnion,
confronting her daughter's murderer and torturer in court.
Here you're going to see no false emotion,
just the authentic expression of a mother's agony.
actual実際 grieving悲しむ confronting直面している murderer殺人者
torturer拷問者 authentic本物 agony苦痛
PM: では、次に
本当に悲しむ母親 エリン・ルニオン のビデオをお見せしましょう。
法廷で娘の殺人者と問い詰められる場面に対峙しているところです。
ここでは、偽りの感情は見られず、ただ母親の本物の悲痛な感情だけです。
15:53
(Video) Erin Runnion:
I wrote this statement on the third anniversary of the night you took my baby,
and you hurt her, and you crushed her, you terrified her until her heart stopped.
And she fought, and I know she fought you.
But I know she looked at you with those amazing brown eyes,
and you still wanted to kill her.
And I don't understand it, and I never will.
PM: Okay, there's no doubting the veracity of those emotions.
crushed破砕された terrified おびえた veracity 真実 真実を語ること
(ビデオ) エリン・ルニオン:
この陳述を書いたのは、あなたが私の赤ん坊を奪い、
彼女を傷つけ、彼女を押しつぶし、
心臓が止まるまで彼女を怖がらせた夜の 3 回目の命日でした。
彼女は何度も抵抗したはずです。
私は彼女があなたと戦ったことを知っています。
彼女はあの素晴らしい茶色の目であなたを見ていたことはわかってます。
それでもあなたは彼女を殺したかったのです。
私にはどうしてそんなことができるのか理解できせん。
私にはこれからも決して理解できません。
PM: はい、この感情が本物なことに疑いはないでしょう。
16:24
Now the technology around what the truth looks like is progressing on,
the science of it.
We know, for example, that we now have specialized eye trackers
and infrared brain scans,
MRI's that can decode the signals that our bodies send out
when we're trying to be deceptive.
And these technologies are going to be marketed to all of us as panaceas for deceit,
and they will prove incredibly useful some day.
But you've got to ask yourself in the meantime:
Who do you want on your side of the meeting,
someone who's trained in getting to the truth or
some guy who's going to drag a 400-pound electroencephalogram through the door?
progressing進行中 eye trackers視線追跡装置 infrared赤外線
decode解読する panaceas万能薬 deceit 欺瞞 prove証明 drag引っ張る
electroencephalogram脳波 脳波図 meantimeその間
現在、真実がどのように見えるかの科学技術は進歩しています。
たとえば、特殊な視線追跡装置や脳の赤外線スキャンなど、
人をだまそうとするときに体が発する信号を解読するMRI などがあります。
これらのテクノロジーは、欺瞞の万能薬として世界中に売り込まれ、
そしていつの日か非常に役立ち便利になるでしょう。
しかし、そんな場合でも、あなた自身で考えてみてください。
人と対面する時、協力してもらうとしたら誰が欲しいですか?
嘘を見抜く訓練を受けた人とか、それとも
400ポンド(180キロ)の脳波器をドアから持ち込もうとしている人ですか?
16:59
Liespotters rely on human tools.
They know, as someone once said, "Character's who you are in the dark."
And what's kind of interesting is that today, we have so little darkness.
Our world is lit up 24 hours a day.
It's transparent with blogs and social networks broadcasting the buzz of a whole
new generation of people that have made a choice to live their lives in public.
It's a much more noisy world.
So one challenge we have is to remember, oversharing, that's not honesty.
Our manic tweeting and texting can blind us to the fact
that the subtleties of human decency -- character integrity
-- that's still what matters, that's always what's going to matter.
So in this much noisier world,
it might make sense for us to be just a little bit more explicit about our moral code.
rely頼る lit点灯 transparent 透明 buzz ざわめき manic躁病
subtleties機微 微妙 繊細 decency良識 integrity威厳 matters事項
explicit 明示的 moral code道徳律
嘘発見人は人間の手段に頼ります。
彼らは「影に隠れた人格」を知っている、と誰かが言ってます。
ただ面白いことに、今日では影がほとんどないということです。
私たちの生活は、1日24 時間ライトアップされて、つつ抜けです。
まったく新しい世代の人々のブログやソーシャルネットワークでの
さまざまな発信で彼らの公の場での生活は透明です。
それははるかに騒々しい世界です。
私たちが抱えている覚えておくこべき課題の 1 つに、
過度の共有は正直さを欠くということです。
私たちの躁病的なツイートやメールは、
人間の微妙な良識、そんな事実から私たちを盲目にすることがあります。
つまり人格の威厳性はどんな場合でも大切であり、
これからも常に大切であるということです。
したがって、この騒々しい世界では、
私たちの道徳感についてもう少し明確にする必要があるのかもしれません。
17:53
When you combine the science of recognizing deception
with the art of looking, listening, you exempt yourself from collaborating in a lie.
You start up that path of being just a little bit more explicit,
because you signal to everyone around you,
you say, "Hey, my world, our world, it's going to be an honest one.
My world is going to be one where truth is strengthened
and falsehood is recognized and marginalized."
And when you do that, the ground around you starts to shift just a little bit.
And that's the truth. Thank you.
combine 混ぜる exempt 免除される collaborating協力している
strengthened 強化された falsehood 虚偽 marginalized疎外された
嘘を識別する科学と、よく見て聞きこむ技術を組み合わせれば、
嘘をつき、嘘をつかれることから解放されます。
あなたは今よりほんの少し、明るい道を歩み始められます。
それは、あなたから周りの人に放つ働きかけとなり、あなたは言います。
「ねえ、私の世界、私たちの世界って、そこは嘘のない世界になって、
真実はどんどん力を増し、嘘の世界は無視されていくんだよね」
これを実行することで、あなたを取り巻く周りの環境は
少しずつ変化し始めます。
それは真実です。 ありがとう。
(拍手)
どうにか日本語訳、終えました。
今回は、結構難しかった。
難度の高い単語も多いし、話し方は早いし、
とっても、凝縮されてる英語かなとも感じます。
まあ、これが生の英語でしょうか……(笑)
こうした密度の濃い英語は訳された時点で
その情報量は半減、いや、十分の一、
それ以下になってしまいます。
単語一つにしても、色々な意味をもっているわけで、
そんな含まれた、意味合い、ニュアンスを
日本語訳にして、一つに決定してしまうわけで、
自分でやっていながら、とてももったいないなと、
思うわけです。
おなじ事は文面でも言えることでしょう。
ご自分での日本語訳に挑戦することを奨めます。
こう訳そう、ああ訳そう、と何十もの訳文が
頭の中に貯まってくる。
そうした中から最後に一つに決定する作業って
結構、言語脳を鍛えているな! そんな実感。
最後のパラグラフって、どなたのtalkでも、
とてもいいですね。
――目標――
自分で訳して、とにかく聴く、何十回も聴く、何百回も聴く、
日本語を聞いているような感覚で理解できるまで聴く。
意味の分からない箇所はパーフェクトになくす。(笑)