
農林水産省規格の「有機JAS規格」証です
「農」のことを考えれば考えるほど、色々な問題に当たる。
農林水産省規格の「有機JAS規格」
この規格に適合した野菜を近くのスーパーで見た。
普通の野菜の2~3倍の価格がついている、誰も買わないけど、
広い野菜売り場の、ほぼ中央、ホンの狭いスペースに、有機野菜って
看板の前に、チョロチョロって形だけ並べてある。
二日間連チャンで、そこの売り場を見たが、たぶん全然売れてはいない。
半切りの大根が150円、昨日6個あったが、今日も6個だった。
ニンジンもタマネギも売れていない。
ニンニクが二個って粒ですが、それが150円もする。
ショウガも小指くらいのが2つパックで250円、誰も買わないでしょう。
そんなのが、畳半畳くらいの狭いスペースに、有機スポットって感じです。
正真正銘、農林水産省規格です。
多分ここに置いてある商品は、やがて腐りでも出れば……
野菜は鮮度が一番なのに、ここのは売れ残った挙げ句は廃棄処分なのだろう。
農林水産省規格の「有機JAS規格」を取得するにはとても厳しい
農地管理、生産物管理が必要になります。
農林水産省規格の「有機JAS規格」にあった農産物を生産できる
農家は日本全体としたら1%に満たない、ほとんど無いに等しい。
そしてその生産品は、スーパーでの売り物ではなく、見せ物になっている。
見せ物としての農産物を生産する農家、全国に1%にも満たない農産物を
生産する農家、いや個人農家での取得は難しいのかも、法人格でしょう。
なんとなくその規格って、野菜を売るためでなく、
農林水産省規格の「有機JAS規格」の為の農業法人なのかなと思った。
有機農業の元祖、イギリスの植物学者、アルバート・ハワードによれば、
「土壌の健康が植物、動物、そして人間の健康に連なり、それゆえ
有機物の還元による土作りに基本をおき、土壌微生物を活性化して
健康な農産物を供給する農業である」といっています。
こうするべき、こうでなくてはいけない、これが真の有機農業といわずとも
農業は土作りが大切なんだ、そして、それがやがては人間に返ってくる。
農薬、化学肥料の使用がもたらす土壌環境破壊、生態系破壊はそれを元の
豊かな土壌に戻すのに破壊に要した期間と同じ期間が必要ともいわれる。
日本の場合、農薬、化学肥料が使用されて、農業生産量が飛躍的に
伸びたのは戦後です、戦前の農業は何を意識せずとも有機農業でした。
戦後の長い期間、日本の農業は農薬、化学肥料に依存しています。
何故に今、有機農業なのか?
何故に、これほどに大変な有機堆肥を作るのか?
考えて、これが答えだとも、今は言えないが、なんとなく……
スローライフ、グリーンライフ、そして物からココロへの時代。
土壌の健康が植物、動物、そして人間の健康に連なり……アルバート・ハワード
の言葉は、まさに今の時代、人々の求める「シアワセ」につながるような
気がします。