<日光東照宮「眠り猫」の気になるお話> | 鰻に魅せられて

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日光東照宮(栃木県日光市)にある、左甚五郎作の有名な『眠り猫』

 

 

 

 

 

 

立て看板には、”牡丹の花咲く下に日の光を浴びて子猫がうたた寝しているところで、日光を表す絶妙の奥義を極めている”と綴られている。

 

 

 

また、徳川家康が天下を治めたように”猫も寝るほどの平和”を表しているという。

実際にこの『眠り猫』の裏側を見ると、バタバタ舞っている雀を見る事が出来る(猫が眠っているので安心している)。

 

 

※観光客の多くは皆、『眠り猫』ばかりに目がいって、この真裏にある雀を撮り忘れるのである。

 

 

しかし、この『眠り猫』実は・・・ 徳川家康を護るために寝ていると見せかけ、いつでも飛びかかれる姿勢をしているとも言われている。。ガーン

 

 

2枚をよく見てみると・・・確かにびっくり前足をしっかり、踏ん張っているのがわかる。

 

 

 

 

油断しちゃいけないよニヤリ

 

 

【追記】

▼実際、この猫は寝てないな、と思うのは徳川家康がとにかく神経質な性格でかつ、幼少の捕らわれの身のときに太原雪斎に帝王学の書とも言われる、貞観政要を徹底的に叩き込まれたことにある。この貞観政要とは、いかに維持していくことが大切さか(※徳川幕府が250余年続いたのがそれを証明する)を説いてるものでそれらの影響から、とくに用心深い人だったと思われる。

 

“しかみ像”の話も家康のひととなりを知ることの出来る貴重な逸話だ。

だから、眠り猫といいながらも実は、、、。