ニホンウナギ人工生産熱が民間で最近、やたら高まっていますね😳
ちなみに現段階の状況を話しますと、ニホンウナギの完全養殖はすでに成功しています。しかし、未だ商業ベースには乗っていません。ですから、稚魚確保にはいまだ天然資源に頼らざるを得ません。
人工シラス(ニホンウナギの稚魚)は年間で最高約1500尾が生産されていますが、日本が必要とするシラスは昨年ベースで約1億匹なんです。
ウナギの幼生(レプトセファルス:体が平べったい)から、シラスウナギまでに育てるのが至難の技なんです💦
1500尾1億尾
要するに、完全養殖ウナギの商業ベース化がいかに難しいか、ということです。
写真提供:日本養殖新聞