山椒は元来そーゆーもの「舌がピリピリ、しびれるの。大丈夫なのっ!?」、白髪の混じった50代とおぼしき女性が般若のような表情で、若い女性店員に突っかかる。「いや、山椒は元来そーゆーもので・・・」と言っても聞く耳持たない。その光景を江口洋介風の店長が柱の陰から、酢を飲んだような顔をして見ていた。つづく