先日、こんなニュースが取り上げられましたね
『古代ウナギ、パラオで発見』(時事通信)
神秘的だな~☆
ニュースによれば、パラオ共和国のサンゴ礁の海底洞窟で、約2億年前が起源と考えられる古代ウナギが発見され、新たに“ムカシウナギ科”が創設されたとか。まだまだ、奥が深いでやんすね、”ウナギ”という名のつくものは。
ちなみに[うなっくす解説]
▼ニュースにもなった”古代ウナギ”は20番目の“科”という事で、うなぎの業界で一般的に言われている、世界に分布するウナギ属(19種・亜種)[例:アンギラ・ジャポニカ<日本種>、アンギラアンギラ<欧州種>]とは、”ウナギ目・ウナギ科・ウナギ属”の○○種で、“科”の部分で既に異なるようです。
このため、“古代ウナギ”はその点で20種目のウナギとはならないようです。
要するに、皆さんが普段食べているウナギは“ウナギ目ウナギ科ウナギ属のアンギラ・ジャポニカ種[日本種]”で、この古代ウナギは、“科”の時点ですでに異なる種類なんですね。
※東大大気海洋研の青山潤先生、ご質問に回答していただきまして、ありがとうございました。
う~、それよりも今年こそ!シラスウナギ(アンギラ・ジャポニカ<日本種>)よ、採れてくれ!