注文を受けてからさばく鰻屋『鈴木』☆(調布市) | 鰻に魅せられて

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☆うな重を食べるとそこには笑顔が生まれる☆

今回は、予約をとって行ってきました、調布市にある鰻屋『鈴木』。兼ねてからこのお店についてはウワサを聞いていたのですが、思い立って当日、行こうとして電話をかけると、その都度、”すいません、今日は予約で・・・“と断られていました(泣)。


今回は早めに予約を取り、ようやく、お邪魔する事が出来ました。


ここは、 “撮影禁止”(※カウンター席に座っていたお客が携帯カメ ラで撮った瞬間、注意されていました汗)ですので、すべて文章にて『鈴木』に対する雑感をつらつら書かせていただきます。

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まず、お店に入ると、鰻屋らしからぬ、洋風な作り(居抜きで購入したのだろう)で、カウンター越しには、テリー伊藤と爆笑問題の太田を足して2で割った様なマスターの姿が目に飛び込んでくる(意外と若そうな印象40代半ばから後半か?)、そしてホール係の女の子一人。BGMは、“和“とはかけ離れたものがかかっていました。カウンター横の壁にはBruce Springsteenの写真が飾ってあったので、たぶん、それでしょう(ぼくは知らなかった・・・すまぬ)、ま、ビートルズがかかる鰻屋もありますし、何ら気にしないですけど。


ぼくは早速、8名掛けのカウンター席にすわり、『うな丼』(3300円)を注文した。ほかには白焼き丼3300円だけ。

日曜日、昼12時を境に、予約したと思われるお客さんが次から次へと店に入ってくる。お店はさきほどの8人掛けカウンターと、4人掛けのテーブルが2つ、そんなに大きくない。

注文を受けたマスターは、活鰻を掴み、一匹一匹さばきはじめる。まじまじとその作業を拝見させていただきましたが、尾花で10数年修行したうなぎ職人Kさんに比べると、“ん?”と思えるほど、割きがスローだ(慎重型?)。

個人的な見解はさておいて、人数分をすべてさき、串打ち、そのあとは白を入れ、蒸しタイム(25~30分ほど[一般平均よりも長いね])。そしてタレをつけてしっかり、炭火焼。香ばしい煙がもくもく。ちなみにカウンター席に座る人は衣服に臭いがつくと思うので、気になる人は携帯用のファブリーズみたいなものをもっていくのが無難かな。

うな丼がぼくの前に出てくるまでほぼ1時間でした(うわさ通り)♪ようやくのうな丼、お箸で一口サイズにし、一気にほおばる。タレは甘からず、辛からず、ごはんのタレはもうちっと多くして欲しかったな。



蒲焼の味は・・・、もちろん、まずくはないです。活鰻から捌いて、蒸し、そして焼きもしっかりしています。ただうわさに聞くように、飛び上がるほど“うまい!”って事でもないかも汗すまぬ(当たり前の事をしっかり、やっているマスターには脱帽です)。ぼくの期待度が異常に高すぎたのもあるけど、うなぎの柔らかさは特筆すべき点(注:柔らかい=美味しいではないですよ)。ちなみに、ネットで評判が良くないサービス面だが、とくに不愉快な思いもしなかったし、真剣に調理を行っているマスターの対応もいたって普通、問題無しかと思います

総括として、“活鰻から捌く“という点では、確かに新鮮さは文句ないです。ただ、どんぶりで3300円という価格の高さ(値上げしたのでしょうね。話で葉3000円と聞いてましたから)がどうも・・・。あと気になったのはお吸い物。だしをとってないのか、うまみが感じられなかった。連れのアラレも同意見でした。


ところで、マスターとホール係の女の子共に、「ものすごく、時間がかかりますが・・・」と口癖のように言っていましたwうるさい客も時々、いるんでしょうね。 

※一連の調理工程を見られるのはポイント高いです!一般の人はなかなか見られませんから。

[データ]
『鈴木』
〒182-0024
東京都調布市布田1-50-1
マートルコート調布第3
TEL042-498-0520

京王線『調布駅』から徒歩2-3分
営業時間12:00~14:00
、
18:00~22:30、ランチ営業、日曜営業


本日は、理屈っぽくてすいませんしょぼん