“蒲の穂焼き”にはまります!創業昭和21年の老舗蒲焼店『日本橋 鰻 いづもや』 | 鰻に魅せられて

鰻に魅せられて

~鰻(うなぎ)に関する話題をメインに書き綴ったこだわりブログ~ 
☆うな重を食べるとそこには笑顔が生まれる☆

うなぎ業界のお祭り、“土用丑の日”まであと1ヶ月余りとなりました。昨今、相場高騰によって全国各地の蒲焼店は苦境を強いられているところですが、一方で早い梅雨明け、暑い夏も予想されているだけに、少しでもうなぎ消費が上向く事を期待したいところですね。


いろいろと放心状態♪だったうなっくす、うなぎを最近、食べていない事に気付き、知り合いのお店へお邪魔してきました。

$☆鰻に魅せられて☆
こちらは昭和21年創業の『日本橋 鰻 いづもや』さん(日本橋三越にも店を出しています)、かねてから、蒲焼の語源でもあり、江戸時代はじめの食べ方でもあった“蒲の穂焼き”をこっそり、販売しているという事で行ってみたいお店の一つでもありました。


早速、お目当ての“蒲の穂焼き”を注文、食べ方はアユ、ヤマメ等を食べる感じで、串刺しされた塩焼きのうなぎをがぶりつきっ!
$☆鰻に魅せられて☆
$☆鰻に魅せられて☆
いわゆる“白焼き”をイメージしていたのですが正直、別物ですね。淡白ながら程よく脂が乗り、塩加減も良く美味しくいただけました.


若旦那のがんちゃん(三代目)いわく、「(蒲の穂焼きは)女性にとくに人気のメニューですよ。某テレビ局の女子アナもはまってます!」との事。うなぎが苦手な女性の方、そうでない方も、“蒲の穂焼き”スタイルでウナギを食べてみてはいかがでしょうか?これまで見えなかった景色が見えるよう、自身にとっても新たな発見となるでしょう♪



また、日本古来の調味料である生醤油のみを、蒸し上がったウナギにまとわせ、焼き上げただけの“生醤油焼き”もいけます!音譜香ばしさがたまらない
$☆鰻に魅せられて☆

どちらも、シンプルながら、“おおっ!”と唸らせる新感覚の鰻料理です。是非、一度お試しあれ☆
(蒲の穂焼きは前日までの要予約、二人以上分からです)

他にも肝焼き、そしてメインのうな重もいただき、至福のときを過ごさせていただきました!!
日本橋だけに、ガツンと辛目のタレですよ☆
$☆鰻に魅せられて☆
$☆鰻に魅せられて☆


(※『蒲の穂焼き』・・・その形状が、水辺に自生する植物、「蒲(がま)の穂(写真参照)」に姿かたちが似ていることから、「蒲を焼いたもの」→「蒲焼き(がまやき)」→「蒲焼き(かばやき)」と訛って呼ばれるようになったのが初めだそうです。
<いづもやHPより抜粋>)



あと、日本橋三越店の方は、お客さんもセレブな方は多いようで、気遣いにはより細心の注意を払っているようですよ。


[データ]
『日本橋 鰻いづもや』本店(本館・別館)
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町3-3-4
電話03-3241-2476
営業時間[月曜~金曜】午前11時~午後2時 午後5時~午後10時(ラストオーダー午後9時)
【土曜】午前11時~午後9時(ラストオーダー午後8時30分) ※土曜は休み時間なく通しで営業
定休日:日曜、祝日(土用の丑の日は営業)