昨日は、日本でイスラム教の「犠牲祭」と紹介されることの多い「ハリラヤ・ハジ」のため、マレーシアは祝日扱いで土日を含めて三連休。
翌日から期末テストの始まる息子は、「テストに勝つためには、アレを食べないといけない」と、こじつけつつ提案。
KL旅行から無事に帰宅した娘も交えて、家族4人で向かった先は、そう、いつもの「カツ」の店。
またまた「まめとん」。
夕方早目だったため、並ばずに入店できラッキーでしたが、まさか海外生活でこんなに「とんかつ」を食べる日々が来るとは。
しかも豚肉御法度の国で
実に有り難いことです。
学生時代に、「とんかつ五郎」という店で週一回は友達と500円ランチを食べに行ってたのを思い出します
さて、マレーシアにおける話題ですが、アンワル・イブラヒム首相が重大な決断をしたことを次の記事で伝えていました。
以下に自動翻訳したものを一部意訳して抜粋。
マレーシアは政府間組織BRICSに加盟する予定であるとアンワル・イブラヒム首相が述べた。
「我々は(BRICSへの参加に)関心があることを示してきた。我々は決断を下した。」と彼は、復旦大学中国研究所諮問委員会の李時墨委員長が司会を務める中国メディア「観茶」のインタビューで語った。
アンワル氏は、正式な手続きが間もなく始まると付け加え、ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領ともこの件について協議しており、南アフリカ政府からの回答を待っていると述べた。
2006年に結成されたBRICsは当初、ブラジル、ロシア、インド、中国で構成され、2011年に南アフリカが加わった。
エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦は今年1月に正式に同グループに加盟している。
これで東南アジアからは、先日正式にBRICsへの加盟を申請したタイに続き、2カ国目の決断ですね。
先日の記事にも書きましたが、マレーシアの中央銀行は、中国を中心とする中央銀行デジタル通貨(CBDC)のプラットフォーム「Mbridge」にも参画。
マレーシア新政権は、中国やインドに対して一時的な措置としてVISA免除を昨年12月から開始したほか
脱米ドル化を図って、自国通貨での貿易決済を拡大させてきましたから、今般のBRICs加盟は当然の帰結と言えるかもしれません。
今年6月にロシアで開催された「BRICs2024会議」には何と97カ国が参加し、更に50カ国以上がBRICsへの参加表明をしているとも言われており
西側諸国連合を凌駕しそうな勢いになっています。
それでも当然ながら一枚岩とは言えないかもしれませんが、エネルギー産出国が多く参加するBRICs諸国が米ドルを決済通貨として使わなくなったとき
大量に刷られた米ドルは、一体どこへ向かうことになるのでしょうか。
そして欧米追随路線を脱却できない日本も、マレーシアのように「したたかな外交」ができないものかと思うのですが。。。
本当に湯水の如く支援している場合じゃないです
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