長いスクールホリデーが終わり、1月2日から子供達の学校がスタート。
息子を塾に送り届け、ロティチャナイとミルクティーをオーダーし、塾の終わる時刻まで店内で待機。
この間にブログを書くのが、私のルーチンです
僅か100円程で至福の時間を提供してくれるママックレストランへの道すがら、4匹のワンちゃんたちが休憩中でした。
マレーシアでは、こうした光景は日常風景。
咬まれると狂犬病の恐れがあるので、通り過ぎる時には緊張するのですが
私の存在に気付くと、ワンちゃん達は怯えたような顔を向けて立ち上がり、4匹ともそそくさと離れていきます。
内心ホッとしたものの、人を恐怖の対象として見ているかのような瞳が大変気になりました。
もしかしたら、恒常的に虐待されているのかもしれないなあと頭に過ります。
と言うのも、犬はイスラム教徒にとって不浄な存在。
マレーシアでは無いですが、イスラム圏ではあからさまに排除の対象にしていたりするケースもあるようです
因みに、マレーシアでは「ホットドッグ」の名称を改めないと、ハラル認証を与えないぞと宗教当局が声明を発表したり
犬とふれあうイベントを企画した主催者に、殺害予告が出される等、やはり穏やかなものではありません
宗教観に異を唱えるつもりはないものの、イスラム教徒全てが犬を忌み嫌っている訳ではなく
コチラの記事を見る限り、少しずつ状況や解釈も変わっていくのではないかと思ったのでした。
以下に、自動翻訳したものを一部意訳して抜粋。
ウスタズ・モハマド・アブドゥル・ラザック氏は地元の宗教教師で、保守的な家庭に育ち、犬を忌み恐れるように教え込まれた。
しかし、今では動物好きを自認している。
ネゲリ・センビラン出身の彼は、マレーシアの動物虐待に関する法律の改正を声高に主張し、あらゆる形態の動物虐待に対して国民を教育する必要があると感じている。
「ホームレス動物、特に犬に対する本当の認識を一般の人々に伝える教育が宗教家である私の責務だと感じています。」
「彼らは差別の犠牲者であり、無知な人々による残酷な行為の犠牲者なのです。」
「野良犬に対する虐待は数多くあります。
毒を盛られ、殴られ、焼かれる。
私たちが意識を広め、人々を改めさせようと努力しているにもかかわらず、未だにこのようなことが起きているのです」と彼は嘆いた。
彼は、犬の虐待に対する取り締まりを改善する必要があると強調した。
彼は、犬虐待の加害者たちが無罪放免となり、法的制裁を受けなかった例を挙げ、強力な法的措置が、この国での動物虐待を食い止めるためにいかに重要な役割を果たすかを述べた。
「これがこの問題を解決する方法です。」
彼はまた、この問題の解決にファトワが役立つことも示唆した。
「アドボカシー、アドバイス、教育などは別として、もし私たちが問題と呼ぶものがあれば、それはファトワを変更する必要性があるでしょう」と彼は語った。
ちなみに、ファトワとは、公認の権威者によって下されるイスラム法の一点に関する裁定である。
また、彼は将来、マレーシア人が犬に触るという問題に対して、異なる考えを持つようになることを願っていると語った。
「私たちイスラム教徒やマレー人の友人の多くが、犬の救助や福祉に携わっているという現象があります。
これは人類がフィトラ(生来の性質)に回帰する現象であり、アッラーが人間を創造された時の本質、すなわち慈悲深く、愛情深く、人間的な性質に回帰する現象なのです」と彼は表現した。
「イスラム教は、私たちに愛情を持つことを教えているのです。」
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