ペナンの地域新聞としてスタートし、現在ではマレーシアの英字メディアで最大発行部数を誇る「The Star」。
そのオンラインメディアの一覧に、興味深いタイトルがありました。
マレーシアでは一夫多妻は合法で、一人の夫に対して妻4人までが許されています。
但し、シャリア法に基づく裁判所からの特別な許可が必要となるため、対象はあくまでイスラム教徒に限定。
非イスラム教の場合は、日本同様に違法です。
そのため、あるムスリム一家の話題なのだろうかと記事を拝見してみることに。
以下に、自動翻訳したものを一部意訳して抜粋。
チャイナプレスによると、日本で4人の妻と3人の子供と暮らす主夫の話がオンライン上で話題だそうだ。
北海道札幌市在住の渡部竜太さん(35)には、他に2人のガールフレンドもいる。
彼の家族の日常生活は日本のAbemaTVニュースで特集されました。
この一夫多妻主義者は、10年以上雇用されていない。
4人の妻と2人のガールフレンドが、家賃や食費など月々の家族の支出約85万円(RM2万7,600)を賄い、経済的に支えている。
一方、渡部さんは料理や幼い子供の世話など、家事を担当している。
妻のうち3人は自分の部屋を持っており、彼は毎晩交代でそれぞれの部屋を訪れます。
全員が家事と育児を分担し、残った妻とガールフレンドは別居している。
渡部さんは、自分はただ「女性が好きなだけ」で、平等に愛せれば「問題ない」と思っていたと語った。
彼はまた、53人の子供を産んだ江戸時代の将軍、徳川家斉を超えたいと考えている。「54人の子供を産んで記録を破るつもりだ」と述べ、新しい妻を探していると付け加えた。
彼の妻たちは彼の一夫多妻制のやり方を気にしていないようだった。
ちなみに、日本では一夫多妻制は違法です。
但し事実婚関係、つまり同棲は認められています。
何と、日本のことを伝える記事でした
その他マレーシアの華人系メディアや、韓国、中国のメディアでも挙って本件について取り上げているようです。
まさかマレーシアのニュースで、一夫多妻生活を送る日本人の方を知るとは思いもよりませんでしたが、色々な価値観がありますね。
お互いが納得の上で幸せに暮らしているのであれば、それはそれで良いのではないかと私的に感じた次第ですが
マレーシアの華人系メディア「南洋商報」の読者意見としては、あまり歓迎されていないようです。。
因みに、世界ではマレーシアやシンガポールのようにイスラム教徒に限定されていたり
経済的要件を満たし、既存の妻の同意を得ること等を条件として、アフリカや中東等の一部エリアで許されている一夫多妻制。
なお、Wikipediaには生涯で120人と結婚し、210人の子供がいた方の事例が紹介されていましたが、何とも凄い事です
一方、一人の女性が同時に二人以上の男性を配偶者とする一妻多夫婚の事例も、稀ながらあると言います。
記事によれば、インドの「トダ族」や、同じくインド・ケララ州の領主身分カースト「ナヤール」、他には「チベット人」
ポリネシアの「マルケサス島人」、スリランカの「シンハラ人」などの一部の民族でそういった風習が残っているのだとか。
なお、昨日丁度「一夫多妻制」に関連して、お笑い業界の重鎮における文春砲が炸裂していましたが
コチラも早速、中国メディアで取り上げられたようでした。
その内、マレーシアのメディアでも本件を取り扱うようになるのでしょうか
ご覧頂き有難うございました!
宜しかったら、ポチッと
応援が大変励みになります