昨日は英語教室の日でしたが、先生からは「ジョホール州議会選挙の応援があるから休むね〜」と連絡。
それだけジョホールの方々にとって大切な日だということなのでしょう。
(出展:Compaciana.com)
街には至る所で政党を掲げた旗が、風にはためいていました。
本来であれば、州議会選挙は5年に1度のイベント。
しかしながら、昨年12月に与党連合所属議員が死去したことにより、与党連合議席が28、野党連合議席が27と拮抗(総議席定数は56)
加えて昨年12月15日より、選挙権年齢が21歳以上から18歳に引き下げられたことも背景に、期限前の解散総選挙に踏み切ったのでした。
そして結果は次の記事によれば、与党連合のBN(バリサン・ナショナル)が40議席を獲得し
昨年末に実施されたマラッカやサラワク同様に圧勝。
記事中では、1MDB疑惑の渦中にある元首相のナジブ氏が
選挙キャンペーンマネージャーとしての役割を果たしたと皮肉っていますが、どうなのでしょう
まあ、BNの中でも最多議席を獲得したUMNO党首が、先日マスク義務化に反対の意を表していたので
外国人の私としてはCovid規制が今後緩和するのであればOKです。
今回注目になっていたのは、昨年12月に新党として承認されたばかりのMuda(マレーシア連合民主同盟)が1議席を獲得したこと。
創設者であり党首として率いるサイード・サディク氏は若干29歳で地元ジョホールバル(プライ)出身。
彼は2018年、25歳の時に青年スポーツ大臣としてマレーシア史上最年少で大臣ポストに就任。
Wikipediaによれば、マレーシア国際イスラム大学在籍時から数々の国際的ディベート大会で優勝。
オックスフォード大学からRM40万相当の奨学金オファーがあったにも関わらず拒否したという逸話があるようです。
日本も含め、政治家というと失礼ながら、ご年配の方々で占められているイメージがありますが
こうした若い方で構成される政党や立候補者の方々にエールを送りたいですし、今後発言等も注目したいと思います
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