連日報道される中国共産党関連の記事を見ていると、日本の方向性に疑問よりも危機感を強く感じています。

既に日常化してしまった感のある尖閣諸島への侵略。
尖閣周辺に中国船 25日連続 機関砲搭載か(2022/11/27 11:28)

上海電力問題
国防の要・岩国基地の周辺に上海電力がステルス参入のナゾ 複雑怪奇な転売スキームでメガソーラーを買収(2022年11月01日)

相次ぐ土地(国土)問題
北海道は「中国の32番目の省」になってしまうのか?(2021.11.26(金))

「日本の不動産はバーゲンセール」 中国人投資家が“爆買い”する大阪・京都の物件 その裏にある中国の政策と「紅船襲来」(2022.9.29)
 

 私は支那の人たちが嫌いなわけではありませんし、世界中どこの国の人であっても、ほとんどの人は平穏な暮らしを望でいると思っています。しかし、世界には自分のことしか考えていない人たちが居ることも事実ですし、非常に残念なことにその様な人たちが世界を動かしているとうこともまた事実だと認めざるを得ません。

 私からすれば自分勝手な狂人としか思えませんが、そんな彼らにも彼らなりの崇高な?理念に基づき行動しているのだろうとは推測されます。それに共感することは有り得ませんが、そういう人たちが居ることを認識することは重要だと思います。

 彼らの目指すところは、世界を一つにまとめ、彼らが完全なる支配を実現すること。と考えられます。その構造を簡単に説明すると、選ばれた(と彼らが思っている)極少数(たぶん0.1%以内くらい)の彼らの言うところのエリートが、残りの99.9%の地球市民を支配する。その支配は思想、行動から生死まで全てに及びます。

 この思想の原点は絶対神が全てを作り出し、人間は神が自身に似せて創造したものであり、人は生まれながらにして罪を負い、労働はそれを償うためのものであるということが根底にあると推測されます。さらに、絶対神に認められた者だけが人間であり、その他は姿形は同様でも人間では無いという考えにも基づきます。本来人間はパラダイスで労働をすることもなく生きていかれる存在でしたが、神の言いつけを破ったがために罪を負うようになり、償うために労働を強いられるようになったということですから、労働せずに生きていくことが神に近づくことであるという発想になることは察せられます。

 また、神に認められた人以外は人ではないので、その「動物」を家畜のように扱うことは当たり前であり、その「動物」を働かせて自分たちに奉仕させることは、「搾取」とは認識されないと思われます。そうでなければ植民地政策など有り得ません。

 さらに神を超える存在に成れると思っているのか、気候や天変地異、生物そのものの構造や命までも含めて全てを支配出来ると考えているようです。実際に気象兵器を開発し、人工的に地震や天候をコントロールしようとしていますし、遺伝子編集やmRNA製薬が示すように生命の全てをコントロールしようとしています。

 日本は神代の時代から「神」自らが農耕や機織りを行い、決め事は必ずみんなで相談し、和(やわらぎ)を貴び調和を重んじる国です。そして、全ては自然から始まり自然が創造した神から私たちは生まれています。自然に畏敬の念を持ち万物に神が宿っていると考えています。

日本書紀と三大神勅

 明治の初期に国際会議で世界に先駆けて植民開放を訴えたのは日本人でした。一つ一つの国々の民族、伝統、文化を尊重し、お互いが有益な関係を望んでいました。また、人間は自然の一部であり自然と調和して生きることを実践してきました。神代の時代から山⇨木⇨川⇨海へと繋がる生態系を理解し、衣・食・住を計画していました。

 日本の理念は世界を支配したい者たちのそれとは正反対であると言えます。しかし、世界中の人達がどちらの理念に共感するか、どちらを望むかは分かりません。大東亜戦争終戦前までは、東アジアの多くの国の人たちは日本の理念に賛同し、日本に感謝の意を表明されていましたが、その日本の理念は支配者により消されつつあります。日本人が建国の理念を忘れさせられています。

 今の日本政府は中国共産党の傘下に入ることを容認しているように感じますし、むしろそれを歓迎しているようにも見えます。しかし、中国共産党の姿勢は世界支配を目論む支配者にとって都合が良いものであると容易に推測できますし、中国共産党という組織も彼らの戦略の一部であると思われます。

 それを示唆するような報道がありました。
仮面を脱ぐ:WEFのクラウス・シュワブ氏、中国を "ロールモデル "と断言
by タイラー・ダーデン
2022年11月26日(土) - 02:00 am

クラウス・シュワブ氏についての過去記事

グレートリセットはどんな人達により進められているのか
シュワブ氏とユヴァル・ノア・ハラリ博士の発言について

 このブログで何度も書いていることですが、まずは現状を認識することが大切です。日本政府の動き、世界の動きをよく見てみることが重要だと思います。

過去記事
「骨太の方針2022」は骨粗しょう症への方針だったより

岸田政権の新しい資本主義については、まったく新しくもなんともなく、新自由主義路線を推し進めるだけだと過去記事で書きました。

岸田政権は新自由主義路線を更に推し進めます。

 

もっとも、この事は今年はじめのダボス会議で、岸田総理が明言していたことなので、驚くことでもありません。そして、懸念される内容のまま閣議決定されて発表されました。
ーーーここまでーーー

 そして、国史を知ることは最も大切なことだと思っています。日本とはどの様な国なのか。日本人の日本の理念とは何なのか。日本人が日本人であるために、日本が未来永劫存続し、世界中の国の人たちが平和に暮らしていくためには、日本人の気付きと目覚めが必要不可欠だと感じています。

 

最後にZERO HEDGEの記事を前文転載します。

 

ーーー以下 転載ーーー

 

仮面を脱ぐ:WEFのクラウス・シュワブ氏、中国を "ロールモデル "と断言

by タイラー・ダーデン
2022年11月26日(土) - 02:00 am

著者:モニカ・ショウォルター via AmericanThinker.com,

昔々、ソビエトはヨーロッパとそれ以外の国に共産主義モデルを宣伝するために、コミンターンと呼ばれる国際主義者の緊密なネットワークを持っていた。

今現在、赤の中国人は彼らより一歩進んでいる。クラウス・シュワブである。

 

フォックスニュースによると

世界経済フォーラムの創設者で議長のクラウス・シュワブ氏は最近、中国国営メディアのインタビューに応じ、中国が他国の「模範」であると宣言した。

先週、タイのバンコクで開催されたAPEC CEOサミットの傍らで、シュワブ氏(84)はCGTNのティエン・ウェイとのインタビューで、このようなコメントを発表した。

シュワブ氏は、過去40年にわたる中国の経済近代化の「驚異的な」成果を尊敬していると語った。

シュワブ氏は「多くの国の模範となる国だと思う」と述べ、「どのようなシステムを採用するかは、それぞれの国が独自に判断すべきだ」と述べた。

しかし、中国のモデルは、多くの国にとって非常に魅力的なモデルであることは間違いない。しかし、中国のモデルは、かなり多くの国にとって非常に魅力的なモデルであることは確かだ」とシュワブ氏は述べた。

ロールモデル?自由がゼロで、社会的流動性が低く、社会的信用度が高く、政府に常に監視されている国が?革命的なヲタク集団の中でさえ、自国に中国モデルを公然と求めているのは一体誰なんだ?
 

中国は巨大な刑務所であり、奴隷労働、搾取工場、低賃金、継続的な監禁、実際の労役(収容所)などがある。政府に少しでも異議を唱えれば、すぐに何年も何年も収容所に入れられてしまう。ウイグル人の場合、国籍が違うだけでこのような罰を受けるのです。

シュワブ氏は、自分の中国好きは、中国政府のジャーナリストや宣伝マンにはウケるが、他の人が聞いたらあまりいい印象を受けないことを知っていた。だから、「すべての国が統治の道を選べるようになるべきだ」という主張で修飾したのである。彼が西側諸国に対して提唱しているシステムは、鉄拳で支配する人々のために、党のエリートがすべての選択をすることを明確に要求していることを考えると、これは空虚な響きだ。中国自身はどうかというと、中国人は自分たちが暮らす恐ろしいシステムを選ぶことができたのだろうか。いや、1948年、毛沢東は、なんとコミンターンの支援を受け、銃で自分の道を切り開き、残忍な政権を力づくで中国に押し付けたのである。

古巣のコミンターンがいつも最後に笑うことになるようだ。2023年までに、少なくともナチスとつながりのある人物の息子である世界経済フォーラムの会長が、国際組織の威信を利用して、大企業や左派の意見に完全に屈した様々な活動家やNGOに影響を与えるための信頼性として、中国モデルを宣伝しているなんて誰が想像できただろう。
 

この組織は、薄汚い独裁者の手先だと切り捨てるべきだが、どういうわけか、スイスにある素敵な山々やおいしい食事、良いプライベートジェット空港があり、WEFの高級で高価な億万長者だらけの会議のほとんどが、あの金の香りの中で開かれるのだ。

シュワブ氏の組織は、時には実際の金銭的利害関係者とともに産業界に浸透し、シュワブ氏のペットプロジェクトである「ステークホルダー資本主義」に適応するよう他の多くの人々に影響を与え、地球規模の「リセット」と呼ばれるものに適応するよう他の人々に影響を及ぼしています。当然、地球温暖化の「脅威」によってもたらされる政府のコントロールに、彼らはすべて加担しているのだが、これは完全にでたらめだ。なぜ企業がこれほどまでに覚醒したのか、疑問はないだろうか?どうやら、スイスのダボスで行われる豪華な宴会とトーク・フェスティバルがすべてのようだ。今、シュワブ氏は、スイス政府に税金を払わないのに、より豪華な宿泊施設を要求しており、もし要求が通らなければ、ショーをシンガポールに持っていくと脅している。(彼のWikipediaの「批判」の項を参照)。中国の良さについて、ただ話して説得するつもりの人のように聞こえるが?
 

Wikipediaによると、シュワブのスイス人の父親は、ナチス・ドイツで奴隷と強制労働を使用する会社を経営していたという。たとえそのような会社がなかったとしても、ファシズムは国家による企業の支配を目的としているので、ナチスは彼を完全に信頼しないのであれば、どの会社の責任者にもさせなかっただろう。シュワブ氏のWikipediaには、シュワブ氏の母親がスイス訛りのためゲシュタポに監視され尋問を受けたとある。ナチスが支配する会社を経営していた父親をナチスは問題にしなかったということは、ゲシュタポは父親を問題視していなかったということになるのだろう。

ナチスの古い価値観である企業主義と「リセット」が、83歳のクラウスにすり込まれたようだ。親が誰であったかをコントロールすることはできないが、もし老父が本当にナチスと仲が良かったのなら、そのような特定の考えを採用しないことはもちろん、それらを擁護することも不可欠であろう。

しかし、案の定、シュワブは今、西側のすべての自由な国々に対する企業と国家の支配を主張している。これは、ナチスとその共産主義同盟(コミンターンと呼ぶ)が何十年も西側に求めてきたものとほとんど変わらない。この集団には、自由を殺そうとする衝動が渦巻いているのだ

今、彼らはそれを隠そうともしていない。まるで何も問題がないかのように、公然と共産主義中国モデルを賞賛し、選択によって(まるで不正選挙で、選択が重要であるかのように)その導入を提唱しているのである。この人たちの仮面は、確かに、剥がれ落ちている。
ーーーここまでーーー

 

 

過去記事もご覧ください