グレートリセットはどんな人達が進めているのか。グレートリセットは世界経済フォーラム創設者のクラウス・シュワブ氏が提案する。2021年ダボス会議のテーマでした。

世界経済フォーラムは、国際金融資本(グローバリスト)のシンクタンクであり、世界経済に大きな影響力を持っています。

 

その世界経済フォーラムの創設者、クラウス・シュワブ氏とはどの様な人物なのか、危機管理コンサルタント丸谷元人氏の情報や近現代史研究家の林千勝氏の情報を主に、思うことを書いてみます。

 

クラウス・シュワブ氏は1938年にドイツのラーベンスブルクに生まれました。ユダヤ人の母を持ち、父のオイゲン・シュワブはスイスの軍需企業エッシャーウイスの代表を務めていました。エッシャーウイス社は、ナチスに対して、火炎放射器など各種兵器や、原爆の材料も販売していました。

クラウス氏は経済学者であり大学教授ということになっています。しかし、最近の調査ジャーナリストが調べたところによると、クラウス氏も父の会社に入り、アパルトヘイト時代の南アフリカ政府に核兵器の技術を販売していたということで、軍需企業を運営していた武器商人だったようです。

1945年5月、ヒトラー率いるドイツは敗戦。戦争犯罪を裁くニュルンベルク裁判が始まりました。しかしこの裁判で、オイゲン・シュワブは一切の罪に問われることは無かったそうです。それどころか、亡くなるまで同社の名誉会長として君臨し続けたようです。



そして、第一次世界大戦を策謀したのは、ロスチャイルド系グローバリストとではないかと思われます。

 

第一次世界大戦は、1914年6月28日に起きた通称サラエボ事件が発端だと言われていますが、これは契機となっただけで、策略の一部であったかもしれません。
サラエボ事件:オーストリアの皇太子が、セルビア人の青年によって暗殺された事件。

当時ドイツは小国含む多くの国々からなっていましたが、1871年に鉄血首相と呼ばれたビスマルクに統一され、その後、アフリカから南太平洋、支那に至るまで、植民地を広げて行きます。植民地から炭鉱資源を調達し、ドイツは国力を上げてい行きました。

参考:ドイツ帝国の構成国

 

ドイツの繁栄は隣国フランスに恐怖心を抱かせ、フランスは軍備を増強します。フランスの軍備増強はドイツに警戒心を抱かせ、ドイツも軍備を増強する。するとドイツとフランスが戦争するのではないか心配する隣国も軍備を増強。緊張が高まるわけです。

世界情勢が混乱してくると、国際金融資本はビジネスチャンスと捉えます。というよりも、彼らがビスマルクを使ってこの緊張状態を造っていったのでなないかと思われます。

 

なぜか。ビスマルクは1847年、キリスト教国家の公職にユダヤ人を就かせることに反対していましたが、その5年後の1852年から、ユダヤ人であるロスチャイルド家を徴用し始めたようです。
そして、ビスマルクの金庫番は、1866年以降ロスチャイルド家と銀行シンジゲートを設立した、ゲルソン・フォン・ブライヒローダー男爵で、ビスマルクの対オーストリア、対仏戦争の資金調達を担当しました。
ビスマルクとロスチャイルドは繋がっていたのです。

ロスチャイルドら国際金融資本の戦略は、用意周到に計画され、急ぐことも有りません。主計画とそれに繋がるいくつものシナリオ、計画を準備し、時の流れを見ながらシナリオを修正しつつ、ベストなタイミングを見計らって行っています。当然、全ての人が自分たちの直属の部下や手先ではありませんので、必要な人材を必要な時に、如何に自分たちの意図する様に動かすか。その事を緻密に計画していると思われます。ビスマルクはロスチャイルドの傀儡であったにしても無かったにしても、彼らの計画通りに動いて貰う為の策略があったと思いますし、フランス始め周辺国への工作も同時進行していたと思います。

 

ビスマルクがドイツを統一したことにより、ドイツは植民地や燃料資源も手に入れ大国になりました。小国間の争いでは、武器も大量に売れませんし、資金援助しても大きく儲けられませんが、大国間の戦争となれば話が異なります。ビスマルクを援助することで、ドイツを大国に育て、フランスとの戦争に向かうように煽動し、周辺諸国含め大戦争化させる。そこにアメリカも参戦すれば、更に大きな戦争となります。そして、各国の政府に資金援助=お金を貸して、各国に武器を売れば大儲け出来ます。こんな計画が進められたのではないかと想像します。

主要各国の中央銀行はロスチャイルドが作り、そこから政府にお金を貸し付ける仕組みです。

結果、ドイツとフランスは戦争になり、イギリスやその他周辺国も巻き込んで大戦となりました。しかし、アメリカ国民は当初ヨーロッパの戦争に興味が無く、参戦する気も有りませんでした。遠く離れたヨーロッパでの出来事ですから、当然と言われればそうかと思います。

 

そこで、起きたのがルシタニア号事件です。
1915年5月7日、英客船「ルシタニア号」が、ドイツ海軍の潜水艦U-20より、南部アイルランド起き15Kmの地点で雷撃を受けて沈没します。この船にはアメリカ人も乗船しており、128名のアメリカ人を含む乗客1198名が死亡しました。この事件を機にアメリカは第一次世界大戦へ参戦します。

 

しかし、この事件も工作だったと思われるフシがあります。
ドイツ側は、「ドイツ帝国政府からの公式通達に従い、イギリスとそのあらゆる同盟国の国旗を揚げた大型船はそれらの海域において攻撃対象となる」と警告していましたが、それはアメリカやイギリスで隠蔽され、船も乗客もドイツの警告を知らなかったようです。
 

さらにアメリカやイギリスは「ルシタニア号は武器弾薬を積んだ船だ」とわざとドイツに攻撃させるような情報を流していたことが後に判明します。

ルシタニア号の雷撃後ドイツ側は、同船の積荷に大量の武器弾薬があるとしました。英国側はそれを否定しましたが、後に認めています。

さらに、英国海相ウィンストン・チャーチルは、アメリカを第一次大戦に引き摺り込むため、わざとドイツ軍に同船を沈めさせ、しかも生存者の救出を積極的に行わなかったとも言われています。

ちなみにチャーチルはロスチャイルド家から資金援助を受けており、その影響下にあったと思われます。

 

アメリカ市民を犠牲にすることで、アメリカの反戦世論を覆し、アメリカを参戦させる事に成功しました。彼らは目的達成の為なら、人の命を平気で奪います

そして、国民感情に訴えて参戦させる策略は、大東亜戦争にアメリカを参戦させるために行われた、日本を真珠湾攻撃へ向かわせた策略と似ています

 

第32代米大統領のフランクリン・ルーズベルトのこの様な発言があります。

世界的な事件は偶然に起こることは決して無い。そうなるように前もって仕組まれていたと。私はあなたに賭けてもいい
 

 

ロスチャイルド家は大英帝国始めヨーロッパの列国の銀行を支配していましたし、軍需産業や南アフリカの金も支配していました。そして、当時最も儲かる事業が戦争だったと思えます。それは、ナポレオン戦争の時から行われていて、この戦争でもロスチャイルド家とその仲間たちは大儲けしています。

 

そのような連中の1人がクラウス・シュワブ氏であり、そんな彼が世界経済フォーラムの創設者であり、幹部たちも同類の人たちです。そんな組織がコロナ禍の今、ワクチンや治療薬、ワクチンパスポートなどを一生懸命推進しているわけです。

そして、日本の大企業の多くが、世界経済フォーラムに賛同しているわけです。賛同している日本企業の経営者や政府の関係者は、その背後に有る隠された意図を分かっているのか疑問ですし、現実はそのお仲間も居ると思われます。

 

日本に蔓延るグローバリストの尖兵たちに問いたい。あなたは日本人ですか?と。彼らに優遇され、仲間に成った気でいるかも知れませんが、表で活躍するあなた達は、ただのコマであり、決して彼らと同じ立ち位置には立てない。

それでも、「今だけ、金だけ、自分だけ」が正義であり、自分だけ良ければ良いと思っているのか?あなた方に子供や孫は居ないのか?居るのであればその子どもたちの未来を考えているのか?

政府や役所で反日と売国に明け暮れている人たちは、日本の最高峰の大学や欧米の一流大学を出た人たちですから、頭も良いと思うのですが、なぜか国家観というモノが感じられず、伝統・文化・国よりも「お金」が大事。「お金」が一番となっていると感じます。これは日本の思想、発想では無いです。彼らは既に日本人では無く成ってしまったのかと思うと、とても寂しいですし、悲しいですね。

 

 

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