日本でもオミクロン株の流行が拡大しつつあります。蔓延防止措置の取られた自治体もあり、今後さらなる拡大が懸念されます。

 

第1波~第5波 感染者数グラフ

 

 

【図解】「まん延防止措置」東京、愛知など13都県を追加 感染防止対策の内容は?

 

「まん防」や「緊急事態宣言」などは、過去のデータから無意味であると言える愚策で、経済を衰退させ、国民の行動を制限するだけですが、今回はこの愚策につてではなく、もっと重要だと思える懸念について書いてみます。

 

オミクロン株はデルタ株と比べて、感染力は強いものの、症状は無症状もしくは軽症の場合が多く、重症化は少ないようなのですが、気になるニュースがありました。

 

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのフランソワ・バルー教授は「メディアは以前、人口の60%がワクチンを接種すれば集団免疫に到達すると報じていたが、そうはならなかった。次は80%なら到達すると報じたが、それも実現しなかった」と述べた。「恐ろしい話だが、大多数の人、つまり事実上、全ての人が新型コロナに感染するという事態を覚悟する必要があると思う」と指摘する。

各国の医療専門家は、新型コロナのパンデミックが最終的に、特定の地域や周期で繰り返し発生する「エンデミック」に移行すると予想している。だが、オミクロン株の出現により、それが起こる具体的な時期が問われるようになった。

WHOのルポラン氏は「いずれはその状態に到達するだろう。しかし、今のところそうなっていない」と話した。

 

 

最後の部分を抜粋します。

これまでの研究からオミクロン株の特徴として、①感染力が強い②症状が軽い③重症化率が低い④再感染リスクが増加する⑤ワクチンの効果を弱めるなどが挙げられます。現時点でオミクロン株の重症化の頻度は少ないとみられますが、感染者が爆発的に増えると一定の割合で入院患者、重症者が出てくるため、医療の逼迫を引き起こす可能性が高まります。また、高齢者など重症化リスクのある人たちに感染が広がれば、大きな影響が出る恐れもあります。ワクチンの追加接種も含め感染対策の徹底が望まれるところです。

 

特徴が5つ挙げられていますが、気になったのは④再感染リスクが増加⑤ワクチンの効果を弱めるというこの2つです。

 

 

世界の状況

なんと日本は100%オミクロンのようです。

 

各国のワクチン接種率

 

各国のブースター(3回目)接種数 イスラエルは4回目も始まっています。

 

各国の感染者数

 

各国の死亡者数

 

 

これらのグラフを見ると、ブースター接種をしている国の多くが感染爆発しています。

そして、死亡者数も増加傾向な国が目立ちます。

ヨーロッパが多くてアジアが少ない

 

過去記事で書きましたが、日本は毎年冬になると風邪が流行るので、コロナウイルスに対する免疫記憶があるようですので、今の所欧米と比べて被害が小さいのかもしれません。

 

しかし、先の報道にあったオミクロンの特徴④・⑤を考えると、これから日本も感染爆発する懸念があります。

 

そして、この対策として現在はワクチン接種という事になっていますが、ワクチンの効果が弱まる、再感染するとなると、この先6ヶ月ごととか、下手すると3ヶ月ごとに接種が必要だと成りかねませんこれが最大の懸念事項です。

 

ワクチン接種によるリスクは、接種回数に比例して増えていきます。さらには、自然免疫が損なわれていくので、コロナ以外の病気にも罹りやすくなってしまいます。

そして、次のような報道もありました。

EU、頻繁な追加接種に懸念 免疫低下の恐れもこの報道については、

過去記事:「欧州医薬品庁が追加接種に懸念」の報道がありました。を参照ください。

 

では、どうすれば良いのか。

私が考えるには、政府は現在2類同等(実際は1.5類相当)になっているモノをインフルエンザと同じ5類に改正し、ワクチン接種を止める。

私達はワクチンに頼らず、マスクの常用を止め、健康に配慮した生活を送る。免疫力をアップする取り組みを行うことだと思います。

 

具体的にすることは、ワクチン非接種者は、今まで通りに健康を意識して体力向上を心がける。ワクチン接種者はこのパンフレットなどが参考になります。

北海道有志医師の会のパンフレットご紹介をご参照ください。

 

それから、上に載せたデータのワクチン接種率に注目してみてください。米国の多くの州、ヨーロッパの国々ではワクチン接種が義務化され、ワクチンパスポートがないと、日常生活に支障を来したり、職を失うことにも成るのですが、それでも60%から70%くらいで接種率は横ばいになっています。

そうこうしているうちにイギリス(イングランド)は、ワクチン接種義務も、マスク常用も、行動制限も無くなりました。

 

日本も子供への接種が進んでいます。この事にも大きな懸念を抱きます。子供は感染してもほぼ重症化しませんし、死亡例もほぼありません。しかし、ワクチン接種のリスクは確実にあります。とくに30代より若い世代には心筋炎、心膜炎のリスクが高齢者よりも大きく、一度ダメージを受けた心臓は修復されないという問題もあります。

 

過去記事より

令和元年の心筋炎関連死亡者のなかで、10~39歳は13人です。
それに対し接種後の死亡者はファイザーが5人、モデルナが2人で計7名。

令和元年に接種は始まっていませんから、なにもない状態で13人に対し、接種後7名もなくなっている。2020年の同じ分類での数値が分からないので、増減が見えないのですが、一般人口死亡報告頻度と接種後死亡頻度を比べると、4倍から6倍になっています。個人的にはこの数字は非常に大きいと思います。

 

子供への接種はどうか慎重にご判断されますように願います。

 

 

過去記事もご覧ください