厚生労働省が毎月発表している、人口動態統計速報(令和3年9月分)が11月25日に出ました。

 

 

死亡者数グラフ

2021年(赤) 115,706人

2020年(青) 107,468人

昨年よりも 8,238人多く亡くなっています。

 

過去5年間比較表

2016年の9月は前年比が大きいですが、過去5年間の平均値、その他と比較しても今年は毎月比率が高いと思われます。

コロナによる死者数は少数で全体数には影響が無い程度なので、死亡原因はなんなのか興味があるところです。

 

 

自然増減数のグラフ

1月の昨年との差は、531,013人。

9月の昨年との差は、600,163人。

気になるのは、昨年と比べたときの減り方が大きくなってきていること。

 

1月から9月までの出生数と死亡者数を比べてみました。

出生数=7,649,609人と死亡者数=12,737,751人の差は、

5,088,142人。これだけ人口が減っています。

 

過去のデータも見てみたところ、自然増減は毎年減少傾向にありますが、今年は例年に比べて大きくなっています。また今年は月を追うごとに大きくなっています。人口減少が加速しているということですね。コロナで死亡した人数は少ないので、他の原因で減少数が加速していると思われます。

出生数と死亡者数を比べると、毎年死亡者数が出生数を上回っているので、確実に人口減少は進んでいます。出生数が増えない原因はいくつか考えられますが、将来のことを思えば、経済的にも安全保障的にも、現在の政策を続けていてはイケナイと強く思います。

 

人口減少に対する経済対策として、移民の受け入れを広げようとしていますが、間違った方向性だと思えます。

日本が日本であり続け、私達が日本人で有り続けるための政策が期待されます。

 

 

過去記事もご覧ください。