ビリヤード・道具への"ツウ"たちのこだわり | ビリヤードプロ、河原千尋の店アンセーズ大阪市本町ビリヤード・カフェ&バー

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大阪本町ビリヤード カフェ&バー ”アンセーズ“
日本女子ランキング1位を10度獲得した河原千尋プロの店。で何かしら毎日やらかしてるスタッフのブログです。

ビリヤードの道具の中でもプレイヤーたちが特に大切にする

"キュー"

そう、あの棒です。

 

このキューはほとんどの物が二分割になっておりまして

(稀にバイク等での持ち運び用等に六分割とかオーダーで作られる方もいらっしゃいます)

持ち手側をバット、撞く千先端側を"シャフト"と言います。

 

そしてこの「シャフト」は様々な性能の物が発売されていて買い替えも多いパーツです。

 

さてこのシャフト、最近ではカーボン製の物も多いですが、木製を長く使われている方のほうがまだ多いです。

 

木製ですので長年使う内に

磨いたりして減って細くなったり、

湿気で曲がったり、

木が締まって細くなる、

など色んな変化があります。

それによって性質も変わっていくそうです。

 

長年使っている自分のシャフトというのは

お金にかえられない価値があるのですね。

 

なので人によっては

「新品のピカピカのシャフトを使うのは気恥ずかしい」なんて仰る方も。

 

そういえば昔は中学や高校に入学すると

真新しい学生カバンだと一年生だとすぐバレるので

わざとお風呂の湿気でしなっとさせて潰して使用感を出したり…

なんていうことも少なくなかったですよね。

 

そんな話をしていたら

お客様はやはり「使い古してチョークがのって青っぽくなったシャフトが良い」という方が多かったのですが

河原千尋プロはなんと

「えー、使い込んで細くなっててもキレイっていうのが一番カッコイイやん」

だそうです。

一周回ってますね。

 

人によってカッコイイの基準はいろいろですね~。

あなたはどんなシャフトがカッコイイと思いますか?