ビリヤード【アンガーマネジメント?】 | ビリヤードプロ、河原千尋の店アンセーズ大阪市本町ビリヤード・カフェ&バー

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日本女子ランキング1位を10度獲得した河原千尋プロの店。で何かしら毎日やらかしてるスタッフのブログです。

先球を外したとき、ネクストミスで手玉がかぶったときなど、キューをへし折りたいくらいムカついたときには、どのように感情をコントロールされますか?私は、キューに八つ当たりしそうになっても、シャフトの値段を気にして乱暴に扱えず、かと言って怒りも鎮まらず、イライラしっぱなしになることがあります。
 
というご質問をいただいたので河原千尋プロに聞いてみました。
試合中クールに見える河原Pも若かりし頃はなかなか気が短かったそうです…。
(今でも普段の生活において河原Pは決して気が長いほうではありません笑い泣き)
 
Q.試合中怒らなくなったキッカケや原因は?
A.
「え〜っ…覚えてないけど、ここ2〜3年くらいじゃないかな…?キッカケはないんだけど、
“(試合中)コンディションがこうだからこう狙ってこう撞こう”とか色々考えて撞いて失敗して、“そうか、じゃあ帰って練習してみなきゃな”とか考えるようになったからかなキョロキョロ
 
昔(よく怒っていた時)はそもそも失敗の数が多くて覚えて帰るのも無理だったし、何で失敗するのかも分からなかった。今から考えると、そりゃ失敗するよね、って撞きかたをしてたんだけど。」
 
Q.では当時の自分や、今怒りで悩んでいる人に言ってあげるとしたら?
A.
「今の自分の実力なら入れなきゃいけない球・失敗しても仕方がない球、を区別して向き合うことかな~。
それと試合で出せる力は平場の70%だと普段から意識すること。
しかも自分では実力を高く見積もりがちだから60%と思っても良いかもしれない。
自分より強い人に勝つこともあるけど、それもたまたまその試合で相手が60%しか出せなくて自分が80%出せただけかもしれない。
そういう意識が普段からついてきてやっと怒ることが少なくなったよニコニコ
自分の思っている60%か70%が実力だって分かったら"もっと練習しなきゃな"っていう気にもなったし爆  笑
 
ポイントは3つ。
①課題を持って帰る意識をつける
②できること、できなくても仕方ないことを区別する
③試合での実力は普段の70%だと思う
 
裏を返すと、怒ってしまうのは
"成功できるハズだ=実力を高く見積もっている"
"なぜ失敗したのかを分かっていない"又は"分かっているのにやってしまう程度の実力"
とも言えるのでしょうか。
う~む…これはもう驕りを捨てる、修行の境地なのかもしれません…(笑)。
なぜ自分の実力は高く見積もりがちなのか?については以前のブログをどうぞ
 
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