菅生雅文 -41ページ目

原付@実家、頼もしい存在

みなさんGWはどうお過ごしになりましたでしょうか。
僕は郷里の盛岡に数日間、滞在。
老母がデイサービスに出かけている間だけ、
ちょこっとツーリングに出かけました。
バイクは、実家に置いてあるXR100モタード。
せっかくだから、高校生のときによく走っていた
ルートをたどろうと、市内から、つなぎ温泉、
小岩井農場とまわり、岩手山を眺めてきました。

岩手山

石川啄木の処女歌集「一握の砂」には
「ふるさとの山に向ひて言ふことなし」
なんて歌が収録されていますが、
ほんとにそうだなあと思った次第。

で、帰りは盛岡名物三大麺のひとつ、
じゃじゃめんをいただき、

じゃじゃ

もちろん食べ終わったら、ちーたんも飲んで、

ちーたん

翌日は当然、盛岡冷麺も食べて、
ふるさとの麺に向ひて言ふことなし、でした。

それはそうと、郷里に戻っても
あっちこっちに気軽に出かけられるのは、
実家に原付を置いてあるからこそ。
親を乗せてどこかへ連れ出す必要が生じたら
レンタカー屋さんまで原付で行けばいいのだし。

面倒なのはガソリンの鮮度保持ですね。
実家に置きっぱなしにしている間は
キャブからガソリンを抜いてはいるのですが、
問題はタンクの中のガソリン。
XR100は燃費がいいもんで、一年前に入れた
ガソリンがまだタンク内に残ってたりする。
一年中バイクに乗れる地域ならまだしも
雪国なので、冬の間はまったく乗れず、
ガソリンが消費しきれないのです。
一度、近所のガソリンスタンドでタンク内の
残ガソリンを捨てさせてもらったこともありました。

次の帰省は夏かなあ。
また原付で地元をうろつこうと思っています。
母ちゃんに頼まれたお使いにも役立つし、
原付@実家、これは頼もしい存在。
僕のように、郷里の老親と離れて暮らし、
頻繁に帰省している方って少なくないと思うんですね。
どうぞご参考に。



傑作選文庫『オートバイの旅Ⅰ』販売開始しました

アウトライダー4月号に特別付録としてお付けした

創刊30周年記念ツーリング紀行傑作選

『オートバイの旅Ⅰ』の単品販売用

オリジナルステッカー付き特装版が

ようやく販売開始されました。

http://www.bikebros.co.jp/bikebooks/detail/?id=1281

著者陣は、熊谷達也 山田深夜 石山和男
菅生雅文 田中昭二 斎藤 純の6名。

オールカラー154ページ、価格650円+税。

 

文庫第二弾『オートバイの旅Ⅱ』は

5月11日発売の『アウトライダー6月号』の特別付録に。

また、『オートバイの旅Ⅰ』同様に

オリジナルステッカー付き特装版が

バイクブロスの「バイクブックス」でも後日

お買い求めいただけます。

 

こうした紀行集が出せるということ、

読者のみなさん、関係者のみなさん、

先輩編集者諸氏、本当にたくさんの方々の

お力があってこそだと感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます。

 

それでは引き続き『オートバイの旅』シリーズの発刊を

お楽しみに。

 

ツーリング先の宿、あるいは長距離フェリーの船室など、

ポケットにしのばせていろんな場所に連れ出して、

ボロボロになるまで読んでもらえたら幸せです。

 

大好きな阿蘇。熊本、大分。

無事に働けて無事に過ごせている僕らが
萎縮して歩みを止めてしまったら
被災地のプラスになるはずもなく。
むしろ奮起して精一杯働いてこの国の、
前に進むトルクの一助になれたら。
だからアクセルは開ける。
そう考えないと。