菅生雅文 -251ページ目

ローリング・デイズ

何をいまさら、という感もなきにしもあらずですが、

月刊オートバイ7月号(現在発売中)の特別付録として、

ツーリング写真集が付いています。

写真集のタイトルは、

「ROLLING DAYS ~追憶のツーリング・シーン」


付録写真集

作ったのは編集プロダクションCAP、そう、つまりは

「アウトライダー」を製作している弊社。


これは、太田 潤、岡村昌宏、小沢英男、小原信好、柏田芳敬、

久山城正、五條伴好、小峰秀世、柴田雅人、須藤英一、

中筋 純、増井貴光の各氏(五十音順)が「アウトライダー」用に

撮影した過去の名作を、厳選して編集したスペシャルな写真集。


実はこの写真集、シリーズ5作目なんですね。

素材が最高級のものばかりなので、編集していて楽しかった。

プロデューサー自身がこういうのはカッコ悪いけれど、どんな版元、

編プロだって、付録でこれだけのツーリング写真集は作れないでしょう。

と自慢しつつ、最後はスタッフを代表して謙虚な気持ちで。


収められているなかの一葉でいい、

貴方をこの夏、旅にいざなうことができたら幸いです。

Riding in the rain

濡れたカッパを事務所に干して、


夕方そのまま出かけたら、帰り道に雨。


腕時計を外し、買ったばかりの革のグローブも脱いで、


意を決してバイクにまたがった。


Tシャツ一枚で雨に降られたのは十数年ぶりだ。


なんだろう、嫌な気がしなかった。



雨


日曜の夜は長いブラインド・コーナーの入り口

やらねばならぬことが多々ある。

うんざりだと思えばうんざりだが、

必要とされているのだと思えばありがたいことでもある。

どう思うかは自分次第だ。

それで走りは変わるのだ。


減速しすぎれば不安定になる。

下を向くからコースが逸れる。

スロットルは閉じず、視線は奥へ。

と、ブログにも書いておこう。



(ときどき、頬をパシリとぶちつつ自分に言い聞かせることのひとつ。とくに日曜の夜)