うまるぷろが将棋で初段を目指すブログ -3ページ目

うまるぷろが将棋で初段を目指すブログ

将棋の本を読んでいてもイマイチわかりにくいので馬鹿な自分でもわかるようにまとめる将棋のブログ。
本人にあまりに棋力がないため、形勢判断は全てコンピュータ任せ。
間違ったことや変なことを言っていたらガハハと笑って優しく指摘して教えてくれると助かります。

将棋ウォーズで三分将棋をやっていてよく見かけるのが、相手が囲いを作る前に一気に陣形を崩してしまおうという作戦である。
正直、低級者の攻めでは3分という時間制限では穴熊に囲われるとまず間違いなく時間内に詰ませることができない。
要するに玉を囲われると時間切れ負けする可能性があるので、普段攻められないような攻めをして相手に考えさせて時間を使わせるという作戦だ。

素人の急戦は受けを知らない自分のような低級者には効果バツグンだ。
この悔しさを何度も味わいたくはないので、ここで応手を幾つか載せておく。

① 速攻角交換
▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同銀 ▲4五角打
素人急戦1

これは角道を塞ぐという四間飛車穴熊の特性上、後手をもった時にしか起こりえない。

角交換自体は角交換振り飛車でもあるように、何ら不思議なことではない。
ただ、普通の場合では銀で角を取らせるように△4二玉の場面で角交換を行うことが多い。

やられたくないのはその次の▲4五角打
これは先手にしかできない戦法だ。

この指し方自体は後手有利に働くのだが、四間飛車穴熊に移行できないという点ではそれしかやってこなかった相手に対しては対応がわからず時間切れ負けを十分に狙える一手である。
予め言っておくが、こんな手は高段者には通じない。

▲6三角成とされてしまうと一気に先手が有利になるので、ここは△6二銀の一手。

▲4五角打以降は次のように進む。
△6二銀 ▲3四角 △3二金 ▲6六歩 △3三銀 ▲7八角
素人急戦2
【評価値-322:3.15段相当】

△3二金も本来ならこんなところに指したくはないのだが、▲4三角成とされると圧倒的に不利になるので仕方がない。

△6四歩 ▲6八飛 △4二玉 ▲4八玉
素人急戦3
【評価値-311:3.15段相当】

こちらが角を持ち駒として持っているだけ後手有利か。
この場合は三間飛車の時と同じく、こちらが居飛車で指すしかなくなるので注意。

囲いを作らずに攻める棒銀に対しては四間飛車穴熊は柔軟に対応でき、カウンターで一気に優勢になることがわかった。
では、相手も穴熊よりも早くそれ相応の準備をしてから棒銀で攻めてきたらどうするだろう。

正直、これが一番難しい。
必ずしも定跡通りいくとは限らないからである。

相手が先手で居飛車で棒銀を使ってきた場合を考える。
後手で対策が取れれば先手でできるのは当たり前だからである。

この章では強烈に印象に残すために盤面の画像を大量に使用する。
少々読みにくくなってしまうのが仕方ない。

初手からの動きは以下の通り。
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二飛
実践棒銀_5
ここまでは居飛車に対する定跡なので完璧に覚えておくように(自問自答)。
ここまでできたら一度玉を逃がす。
居玉は詰まされる可能性が非常に高いので玉は必ず逃がすようにしよう。

▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉 ▲5六歩
実践棒銀_6

△3二銀 ▲5八金右 △8二玉 ▲6八銀 △9二香 ▲2五歩 △3三角 ▲3六歩 △9一玉
実践棒銀_7

重要なのがいつ△4三銀を指し、いつ△7一金を指すかということである。
これについては振り飛車穴熊で有名な広瀬章人八段の著書''振り飛車穴熊の最終進化"に詳しく書いてある。
それによると、▲2六銀の棒銀に対して△4三銀で構え、▲5七銀の棒銀に対しては△7一金と締まるのが良いとされているらしい。
なので、今回もそれに則って進める。

▲3七銀 △8二銀 ▲2六銀 △4三銀 ▲5七銀 △7一金
実践棒銀_3

これで一先ずは穴熊が完成して安心である。
ここで先手がどのような手を指すかであるが、その一つとして考えられるのが▲3五歩である。
実践棒銀_4

これに対しては落ち着いて△3二飛と争点の筋に飛車を動かす

ここで最も大事なことは△3五の歩をとってはいけないということである。

ここで最も大事なことは△3五の歩をとってはいけないということである。


これに対して先手は▲3八飛と攻める。これは△2二角以外は全て悪手となるので注意が必要。

まとめると下のような進行具合になる。

▲3五歩 △3二飛 ▲3八飛 △2二角 ▲4六歩 △4二金 ▲4五歩 △3三金
実践棒銀_4

4筋の攻めには金を動かして受ける。
金を上げるのに躊躇するケースが多いが、これはこれで正解である。

ここからの攻めには全て金で受ける。
▲4四歩 △同金 ▲4五歩打 △同金 ▲2二角成 △同飛 ▲3四歩 △4四角打 ▲6六角打
実践棒銀_8

▲3四歩が強烈な手だが、ここは△4四角打で受ける。

① △同角
bonanzaが勧めるのはこちらの手筋
▲同歩 △2七角打で進めていく

実践棒銀_5
【評価値-570:2.62段相当】

② △3二飛
広瀬八段が勧めるのはこちらの手筋。
実践棒銀_5
【評価値-463:3.15段相当】
どちらにしても後手優勢である。
前の記事では△9四歩と進めてから△8四銀と進める棒銀に対する応手を検討しましたが、これは後手がどのような攻め方をしても▲6五歩で一気に形成が悪くなることがわかりました。
ということは、棒銀側からするとそんな手は指さないので頭が弱い角を狙おうと7筋に狙いを定めます。
しかし、馬鹿正直に銀を進めても歩で取られてしまうのでそこは相手も考えます。

②-2 △7四銀
この時に(コンピュータが)注目することは自玉の位置です。
こちらは当然穴熊を狙っているので2八まで玉を滑らせていくのですが、この囲っていない状態はかなり無防備なので例えば龍を作られるとあっという間に寄せられてしまいます。
なので出来るだけ玉は逃がして置きます。
2八に玉がいないようであればそちらに逃します。

少しフローチャート的にはおかしくなりますが、ご愛嬌を。
玉の位置が少し違いますが、基本的には同じような対応をします。

*パターン1 とりあえず攻め優先で△7四銀
棒銀_9

*パターン2 歩を移動させて態度保留からの△7四銀
棒銀_12

当然ですが、相手が歩を移動させてる間に先手は穴熊囲いを狙います。
このパターンでもまだ相手の攻めは先手に届かないので▲2八玉と指します。
それに対して後手は6四歩と攻めてきます。

棒銀_13
【評価値+682:5.03段相当】

②-1と同じように▲6五歩を進めると△同銀と取られて歩損をします。
ここは▲6七銀と進めるのが堅実なパターンです。

万が一△7六銀と取られた時に銀がいないと角が逃げるしかなくなってしまって不利になるのを防ぐためです。

ではその状態から△6五歩と進まれたらどうするか。
これは難しいのですが、歩を取らないのであれば穴熊囲いではなく美濃囲いにせざるを得ません。
本ブログは四間飛車穴熊にあくまでもこだわるのが趣旨なので、ここは多少形成は悪くなりますが▲同歩を推します。

棒銀_14

ここから後手は角交換するか、銀で歩をとるかの選択肢が生まれます。
評価値的には角交換は後手にとって不利な手なのですが、自分のような初心者は何をするかわかりません。

②-2-1 ▲同銀
一番多いと思われるのがこの手だと思います。
この手に対しては▲5六銀とします。

②-2-1-1 △同銀
これに対しては、
▲同歩 △7七角成 ▲同桂
で大丈夫。
万が一角を打ち込んできても銀を打てば殺せます。

棒銀_15
【評価値+933:1.40段相当】

②-2-1-2 △5四銀
これに対しては▲2二角成 △同銀 ▲7七桂として先手有利

棒銀_16
【評価値+672:2.62段相当】

②-2-1-3 △7四銀
前の場所に戻ってしまうという一番やってはいけない手。
完全な大悪手で、歩を得る代わりに一手損をしてしまいます。
おまけに飛車先の歩がなくなって先手が大優勢。

先手としては角交換後に△8八角打とされたくないので▲7八金とするのが最善手。

棒銀_17
【評価値+1078:2.89段相当】

②-2-2 △7七角成
評価知的には最悪な一手

▲同桂とすることで評価値は+1000ほど先手に傾きます。

後手がすることは先制攻撃を諦めて玉を囲うか、8筋の守備が薄くなっているので、
△8六歩 ▲同歩 △同飛 ▲6四歩
と8筋を破ることでしょう。

この▲6四歩は自分のような初級者では何故このような手を指すのか疑問に思うかも知れませんが、7四にある銀を退かすことが出来ればと金を作ることができます。
と金は取られた時のリスクに対しての強さがハンパないので、と金ができることはなるべく阻止した方がいいように思う。

なので▲6四歩に対して△8一飛成などで返してきた場合には▲7五歩で突いて銀を移動させて、6三にと金を作ります。

△8一飛成 ▲7五歩 △同銀 ▲6三歩成
まで
棒銀_18
【評価値+1061:2.62段相当】

相手の陣形はボロボロなので先手は持ち駒の角を使って暴れまわることができます。
四間飛車穴熊の最大の弱点は穴熊に囲うのに時間がかかってしまうことである。
この隙をついて棒銀で攻めてくる人がいるので、それに対する応手を考える。

イマイチどのタイミングで受けにまわればいいのかわからないので、ここでしっかり覚えておこうと思う。

まずはなかなかいないとは思いますが、相手が角道を開けていない場合を考えます。
① 角道を開けていない場合
ガンガン突っ込んできますがひたすら無視します。
ただし、▲7七角とあげて飛車先の歩を交換されるのだけは阻止しましょう。

棒銀_1

△8四銀の時点での応手は恐らく次のどちらか

①-1 ▲9六歩
棒銀_3
【評価値+448:3.15段相当】

この形になればとりあえず銀はそのままでは進めない。
損はしないが得もしない戦法だが、こちらの玉が守られている分だけ先手良し。

①-2 ▲2八玉
棒銀_2
【評価値+518:3.15段相当】

後手の攻撃を無視して玉を穴熊へと囲う戦法。実はこちらの方が先手有利となる。
当然△9五銀と進めてきますが、それに対して良い手となるのが▲8八飛。
▲7八銀や▲6五歩も考えられるけれど、▲8八飛が最善手。
四間飛車の形は崩れてしまいますが、そこは気にしない。

棒銀_0
【評価値+521:4.35段相当】

仮にこの状態から後手が強引に攻めると銀と歩の交換となり、先手が優勢になります。
よって、そのようなことはしてきません。

このように9筋に銀を移動させて攻める単純な棒銀は簡単に受けることができます。

② 角道をあけている場合
棒銀_4

相手が角道をあけているときは①図の状態になる前に△8三銀ときた時点で▲7八銀と銀を上げてしまうのが得策。

後手は△9四歩と銀が進める状態にしてきますが、ここも玉を逃がす。
ここから後手は7筋か9筋かどちらに銀を進むかを選ぶことができます。

②-1 △8四銀
棒銀_5

①の場合と同じように9筋に一旦銀を移動させてから回り込んでくるような戦法です。
これに対しては先程は無視して玉を移動させていましたが、今回は角道を開けるために相手が一手遅れているのでこちらの応手が変わります。
ここは▲6五歩と歩を上げるのが最善手。
角が向き合ってしまうので急戦になりかねませんが、先手有利です。

②-1-1 △9五銀
角を無視して銀を攻めてくる方法です。
この場合は相手の守りがスカスカなので▲6四歩と進めて飛車先の歩を交換します。

棒銀_6
【評価値+802:2.62段相当】

この時点で先手が大きく優勢です。
飛車の成りを阻止しようと△6二金などを指してきたら角に対する飛車の効きを失うので、▲2二角成 △同銀 ▲7一角打 の飛車金の両取りで先手勝勢です。
△6二歩の場合は▲2八玉と玉を逃します。
△7七角成に対しては銀ではなく桂馬で▲同桂とします。

棒銀_7
【評価値+857:2.34段相当】

②-1-2 △7二金
飛車先の歩を交換されるのは許すが、6筋を破るのは避けようという手です。
一見良さそうな手ですが、実はこれも悪手です。
②-1-1と同じように飛車先の歩を交換し、△6三歩打には▲3四飛と横歩を取ります。

棒銀_8
【評価値+772:4.12段相当】

②-1-2 △7七角成
恐らく自分のような初級者が最も選びがちな選択肢だと思います。

当然この角は取らないといけないのですが、先手は桂馬でとるか銀でとるかは選択することができます。
ここでは▲同桂と進んだ局面を考えます。

棒銀_10
【評価値+603:2.89段相当】

この場合は後手が△8八角打とすると馬を作られてしまうので少々怖いところ。
その場合は▲5五角と指して香車に狙いを定めるか、②-1-1と同じように飛車先の歩を交換します。

もし相手がそれ以外の手を指してきたら同じように飛車先の歩を交換します。
どちらにせよ、▲6五歩の目的は飛車先の歩の交換なのでこれを最優先に進めます。

棒銀の対策は細かく書いていると記事がとんでもなく長くなるので、続きは別の記事で。
前回に引き続いて8六に焦点を合わせてきた飛車角に対する応手を考える。

▲8八飛で受けた形だが、今回は銀で受けることを考える。

8四_1

△8六歩 ▲同歩 △同角 ▲同角 △同飛
と進み、この形になる。

8四_2

放っておくと飛車に成られてしまい先手不利となるので、飛車を止めたいところだが選択肢がいくつかある。

① ▲8七歩

8四_3
困ったときにやりがちがオーソドックスな手筋。
しかしこれは相手に飛車先の歩を交換されたことになり、若干都合が悪い。
上手くこのまま攻めきれれば良いが、相手に玉を囲われてしまうと勝負の行方はわからない。
逃げた飛車に合わせて▲2二角打で相手の陣形を崩す。
【評価値+225:3.15段相当】

② ▲7九金

8四_4
こちらの方が最善手。
桂馬に金を効かせることができ、より守りが強固になる。
こちらは相手が飛車を引くかどうかを決めることができるが、相手が初級者で引かなかった場合は角を打ち込むことで一気に優勢になる場合がある。
例えば△3一金は▲7五角で一気に優位となる。
【評価値+352:2.04段相当】