四間飛車穴熊を狙う上で最も障害となるのは
先手早石田、もしくは
石田流三間飛車であろう。
7筋の歩を進めてきたらまず間違いなく早石田。そう覚えよう(自問自答)。
早石田の息吹を感じる事ができれば大丈夫。▲7五歩に対してはプロは△8四歩と受けるのが定跡らしいのだが、パターンが非常に多くなるので
アマには△4二玉がオススメらしい。
この△4二玉に対する先手の応手は、
① (早石田)▲7八飛 △7七角成 ▲同銀 △4五角打
▲7八飛からの赤字の手筋は完璧に覚える。覚えないと残念ながらお話にならない。先手は△6七角成とされると劣勢になるのでこれを阻止します。
その阻止の仕方によってこちらの手が変わります。
①-1 ▲6八金 △2七角成 ▲7四歩 △同歩 ▲5五角打 △3三桂
【評価値-276:3.65段相当】▲5五角打は飛車を狙いつつ馬を作る手ですが、△8二角成と飛車をとるのは△同銀で飛車角交換になるだけなので、さっと△3三桂と跳ねてしまいます。
ここで一応先手側に選択肢が発生します。
角飛車交換を行うか、行わないか。
①-1-1 (交換しない)▲7四飛 △7三歩打 ▲3四飛 △3二金
定跡通りにいくならば角交換を行わないこの手順が最善手。
後手は
▲7二歩打とされると一気に劣勢になるので
△7三歩打とここを受けなければいけません。
これを忘れると負けます。覚えておくように。先手は▲3四飛で歩を手に入れつつ3三を狙います。
これも受けないと負けるので
△3二金と受けます。以降の予想手は以下のとおり。
▲3六歩 △5四歩 ▲7七角 △2六馬▲5八玉 △5三馬
【評価値-62:2.62段相当】最善手は▲3六歩ですが、これは
△5四歩としておけば問題ないはず。▲7七角と角が逃げたら上気の手順で△5三馬と引いて自陣を守って安泰。
もちろん先手が悪手を指してきたらそれには臨機応変に対応できるように。①-1-2 (飛車角交換)▲8二角成 △同銀 ▲7四飛 △7三銀 ▲7八飛 △5四馬
【評価値-604:2.62段相当】このようにとても後手有利になります。角交換してくれたらしめしめと思いましょう。
①-2 ▲5八玉 △2七角成 ▲7四歩 △同歩 ▲5五角 △3三桂 ▲7四飛 △9二飛
▲5八玉で角を受けた場合を考えます。
さっきのパターンでは
▲7四飛に対してさっきは
△7三歩と受けましたが、▲5八玉のパターンに対しては
△9二飛の受けが有効だそう。
ちなみにこれを
攻められると思って攻めてくる人がいると思うので、それに対する応手も後で書いておきます。
①-2 ▲3四飛 △3二金 ▲3六歩 △2六馬 ▲3八金 △5四歩
△5四歩に対しては▲7七角と逃げるか、▲同飛ととる方法があるのでそこでも場合分けをします。
①-2-1 ▲7七角 △5三馬
【評価値-247:2.04段相当】ここまでで検討は終了。
評価値は若干後手寄りだが、有利という程でもない。
①-2-2 ▲同飛 △6二銀 ▲3五歩 △5三銀
同飛と逃げたため、桂馬の頭が完全に空いてしまっている。ここを狙うことが十分に考えられるので、それを何とかして阻止する。
△5三銀は飛車を取ろうとする強い一手だがこれに対して二通りの応手が考えられる。
①-2-2-1 ▲7四飛 △6四銀 ▲同角 △同歩 ▲3四歩 △4五桂
【評価値-270:2.04段相当】とりあえず飛車を逃がす方法。
▲7四飛には
△6四銀とでるのが好手らしい。
評価値は若干後手にいい感じといったところか。
①-2-2-2 ▲同飛成 △同玉 ▲3四歩 △4五桂 ▲3三歩成 △5六歩打
【評価値-465:3.65段相当】▲7四飛という手は後手有利になってしまうので、先手はしぶしぶ同飛と飛車と銀を交換します。
玉でとる一手に、▲3四歩と突いてきます。
それを軽く流して△5六歩打と詰めろをかけます。これを放置すると先手が詰められるのでと金を進めている場合ではありません。
② 早石田を諦め▲6六歩まだ考えられてません。
そのうち書くよ。
うまるぷろでもわかるフローチャート
手筋が長くなるのでかなり省略しました。
ぱっとわかりやすいように評価値も表示。
分岐が激しいのでかなりでかくなりました。