12月13日の日経で、
主要通貨の対ドルのオプション市場で、円の一段高を見込んだ取引が増えている、とのこと。
米国の政策金利の引き下げペースを落とすのと、日銀が金融緩和政策の見直しを図るのを見越して、
円買いが増えているということだ。
ただし、ユーロ・ドルとポンド・ドル取引のリスクリバーサルでは、ドル買い需要が上回っていることから、
ドルと比べると、円の力はさほどではないと言えるだろう。
ポジション解消の一時的な円高ドル安に振れたという見方が強く、
円安ドル高基調は崩れていないとみている。
ここで、足元での円高ドル安基調は一時的なものなのか、それともトレンドに入ってきているのか、をタロットで予想してみる。
【ソード4逆位置】【審判】
円の回復（円高）には、まだまだの様子。円高への復活を強く望む一方、円の実力不足（日本の貿易赤字拡大など）、不況の影響を受けることから、円高ドル安基調は、一時的なものとみていいと思う。
また円安に戻るのか？について、タロットでみたところ、
【ワンド7】
極端な円安ドル高には、抵抗を示すので、以前のような150円超えはないとみる。
ただし、かなりのプレッシャー（円売り圧力）はかかると思うので、慎重にならないといけない。
今後の地政学を見ていかないといけないが、これら2つの側面からみても、当面の予測（3ヶ月）では、円安ドル高基調に戻っていきそうだ。
