離島一人旅 戦争の残したもの | 俳優 海、しぶとい道をゆく

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藤堂 海(とうどう うみ)のブログです。

今晩は!
約1週間ぶりの快晴で、嬉しいにこ
町じゅうで布団を干してました。

さて今日は「戦闘指揮所跡」に行って来ました。喜界空港から徒歩5-10分くらいです。
こちらに限らず、島の名所に行くときの注意点有りビックリマークビックリマークビックリマーク

国道から細い道へ曲がる1つ目のポイントにたいがい親切に立て札があるのですが、次に曲がる2つ目のポイントには案内標示はありません。。
つまり入り組んだ道ほど案内がありません(´-ω-`)

細い路地が沢山あるので、地図がなかったらたどり着けなかったかも苦笑



町中に異彩を放ってそびえ立つ「戦闘指揮所跡」このコンクリートの塊が現れた瞬間、ゾクッとしました。



太平洋戦争後期、現在の空港周辺は沖縄の敵艦隊へと向かう特攻機が整備・給油を行うための中継飛行場となっていました。
この「戦闘指揮所跡」は軍事的な判断、指揮命令が行われていた場所で、特攻隊員も出撃前はこの場所で作戦指示を受けて、最期の杯を交わしたそうです。


この階段を下ると1つの黒い空間が見える。20畳くらいだろうか。
それ以上はひとりでは進めなかった。。

上記のような80年前の光景が見えるような、ズーンと生々しい存在がありました。
むき出しになった錆びた鉄線、壁のコンクリートに混ぜられた石ころ。
たくさんの想いが乗り移っているんだと思う。

いつ建設されたかという事は当時、高度機密であったため不明。
現存する国内唯一の戦闘指揮所の建物だそうです。

たくさんの旅行者の方々に訪れて頂きたい場所です。