ひとりぽっちの妖怪暮らし20230115喫茶店 | ソラトスレスレノウミ

ソラトスレスレノウミ

だいたい0時前に更新、かな?

読みたい本が渋滞している。

 

去年は「白村江」とか「天平の甍」(今更かい)とか、

古代日本の歴史に関するものをよく読んだ。

 

そして、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わった次の日から、

やっと「吾妻鏡」を読み始めた。

ドラマが始まった初期の頃に買ったのに。

 

 

「吾妻鏡」が終わったら、

村上春樹の「国境の南、太陽の西」(これも今更かい)を読む予定。

昔々、若手だった某作家さんが「3,4ページで済む話」みたいなこと言ってて、

「本当かな?」と思って、読みたいと思ってずっと読んでなかった本。

 

その次に「方丈記」。

その次に「カササギ殺人事件」のペーパーバッグ。

 

昔の本、何年も前に発行された本ばっかりだ。

Amazonがあって、本当に幸せだなと思います照れ

 

 

でも、既に本棚から大量に本やマンガがこぼれているので、

2階が抜けないうちに(なにせ家の老朽化が激しいので)、

読み返さない本は処分することにした。

 

 

 

明け方に本の整理をしていたら、

白い着物を着た石妖が熊ぷ(亡母)の和ダンスから出てきて、

一緒に本を選別している。

読みたい本があるらしい。

 

なので、2人で本を抱えて、

今は無き実家の近くにある喫茶店に行った。

 

 

私が生まれる20年くらい前からある喫茶店。

カフェではなく、喫茶店と呼びたい。

 

…まあ、カフェでもいいけど。

 

 

コーヒーカップを置くときの、

カチャッという音だけが響く喫茶店て良いなあと思いながら、

石妖と対面に座りながら本を読んだ。

 

石妖は村上春樹の「もしぼくらの言葉がウィスキーであったなら」を、

持ってきていた。

 

そしてメニュー上に、アイリッシュコーヒー(ウィスキーの入ったヤツ)が

無いことに腹を立て、歯ぎしりしながらウィンナコーヒーを注文していた。

 

 

……なんかウチにいる妖怪って、全員面倒くさい気がする。