歩くことは身体にいい、とはいえ
歩き方が悪いと逆効果になりますよね。
ひざ痛、腰痛、O脚、X脚とか、肥満の原因になるとも言われてます。
将来の歩行困難を防ぐためにも、歩き方のクセは治すほうが良いですね。
ひざ痛予防のためのサプリを飲み始めるよりも、歩き方をよくする方が先。
その助けになる製品を教えてもらいました。
2Gかかとインソール ¥2,420(税込)/主婦の友インフォス
靴の中に入れるだけのインソールと、正しく歩くための医療情報とインソールの説明が書かれた本が合体したブックタイプの商品です。
開発者はアヴェニューセルクリニック 再生医療統括医師の辻晋作先生。このブックの監修者でもあります。
「靴の中に入れるだけ 2Gかかとインソール」P12~13より 撮影・廣江雅美 イラスト・ガリマツ
かかとのバランスが悪いことで身体に不調をきたしている人が多いことに気づき
誰でも簡単に解決できる方法としてインソールの開発を始めたそうです。
長年の歩き方のクセで崩れたきた“骨の配列”(アラインメント)を
インソールでかかとを正常な位置に固定することでアラインメントの崩れを整えていけるそう。
「2Gかかとインソール」を上から見た写真はブックの表紙に載ってますが
私はその3D形状に感心しました。
絶妙な傾斜がついていて、かかとをすっぽり包み込んで安定させてくれます。
柔らかくほどよい弾力のある素材で、土踏まずにもフィット。
開発には、義肢や装具などのフットウェアを提供する企業の技術が生かされ
試作には辻先生はもちろん、身長・体重・性別も異なるスタッフさんが関わって改良を重ねたそうです。
「ただ、靴の中に入れるだけ」という簡単さで、どんな靴にも合わせられます。
足のサイズは22~28センチの対応で、ジェンダーフリー。歩いても走ってもOK。
「靴の中に入れるだけ 2Gかかとインソール」P5より 撮影・廣江雅美
アヴェニュークリニックさんに取材したときにこのブックをいただき、
外出をするたびにいろいろな靴に2Gかかとインソールを入れて試してみました。
私はひざ痛や腰痛はないので、それに関しての効果はわからないのですが
靴を履くと、かかとが柔らかく、かつしっかりホールドされている実感がありました。
歩くと、2Gかかとインソールの違和感はまった感じず、足と一体化したかのよう。
どこかが足に当たって痛いとかすれるということは一度もありませんでした。
未装着のときよりもラクに歩けて疲れも少ない実感がありました。
初めは「お試し」でしたが、使う方が歩きやすいので「愛用」に変わりました。
インソールの「2G」の文字が消えたら替えどきらしいので、替えを用意しようと思ってます。
さて、監修・開発の辻晋作先生のお名前に「あれっ?」と思った方もいらっしゃいますよね。
辻先生は東京大学卒の形成外科医・医学博士。
美容クリニックのアベニュー表参道クリニックで開院時から院長をなさっていて、何度も取材させていただきましたし、多くの雑誌で取り上げられていた人気のドクターです。
再生医療が始まったころから形成外科、整形外科領域の研究、治療に興味を持たれ、
活動の分野が美容から変わられましたが、症状の根本にまで目を向けた治療を行い
「誰でも簡単に」行える製品の開発で予防・改善に役立てたい、という姿勢に先生の変わらぬお人柄を感じました。
そうそう、製品名の「2G」は「つーじー」と読みます。→「つじ」。
こういうネーミングセンスも変わってないなと、嬉しくなりました。
良い歩行へとサポートしてくれる「2Gかかとインソール」、おすすめです。