私の母は、外部の人から見れば、
”優雅な専業主婦”、以外の何者でもありませんでした。
昼間は、テニスにゴルフにお料理教室、手芸クラブや編み物クラブ、数々の作品が家にあります。
暴力という地獄のような奴隷生活をしていても、
不思議なくらいメンタルが強いのか・・・
何故か学校などで子供がいない間は、
ひたすらに優雅な生活をしていました。
私ですらそう思うのです。
兄はさぞかし、その生活ぶりに腹だったことでしょう。
自分という大問題がまるでないかのような暮らし、無視されていると感じることでしょう。
メンタルが強い≠現実逃避
だったのかもしれません。
いや、違うな、
あれは心底楽しんでた。
それくらい、楽なほうへ楽なほうへ流される、依存体質な性格だったのだと思います。
夕方~夜の暴力にだけ耐えさえすればいい、そして、その暴力も何でも言うことを聞いて、かんしゃくを起こさせないようにすればいい、くらいにしか考えてなかったと思います。
我が子の未来、我が子の心、我が子を自立させるためには・・・と出来る限りに考え対処するなどということは1つもなかったです。
昼間それだけ遊ぶ時間があるのであれば、区役所なり相談にいくなり、有名な家庭内暴力の専門家に話を聞きにいくなり、やるべきことがあるだろう・・・と幼いながらに私は感じていました。
本当にこの矛盾した生活に気が狂いそうでした。
幸福そうに見える今を壊してでも、子供の問題に向き合えるようなパワーのある母親であったのなら・・・ こうはならなかったと思います。