あなたの人生を生きなさい | 光と波動と音楽と ふゆこのサンフランシスコ日記

光と波動と音楽と ふゆこのサンフランシスコ日記

日常を綴るアラフィフ在米日記です。

 

 

 

 

 

 

いつも考えていることですが

 

アメリカでの仕事を辞めて

 

日本に帰りたい・・・

 

 

年老いた一人暮らしの母

 

最後くらいは面倒をみたい

 

 

 

 

昨年 母が認知症と診断され 転倒、骨折を繰り返してから

 

本気で考えていました

 

 

 

 

あのころ、難聴がひどく体調も優れず 認知症が発症し心細そうにしていた母

 

 

病院の予約も覚えられない

 

明日は何をすればいいのかも分からない

 

 

 

そんな中、わたしが明日アメリカに戻るよと言ったときの母の顔

 

 

「わたし・・明日から一人になるの?」

 

子どものように不安げにわたしに聞きました。

 

そのときの母の顔が忘れらず

 

 

 

 

 

今回5月の帰省時でも、体力が落ち ゆっくり歩く母をみて

 

不安になり心配になり

 

やはり戻ってくるべき?

 

戻ってきたら・・おいしいものを毎日食べれるしw

 

 

きれいな街で ふるさとで暮らせる 

 

思い切って戻ってこようか

 

大好きな日本へ

 

と思案し

 

帰国前夜、わたしの考えを母へ伝えました。

 

 

 

 

 

 

すると・・・

意外にもわたしの提案は母に反対されました

 

 

 

仕事を途中で投げ出してはいけない

 

仕事はちゃんと務め上げなさい 

それが社会人の責任

 

(今時、定年まで働くとかそんなの古いよ~ お母さん!)

 

 

あんたが結婚してアメリカに行ったときから

 

ふゆはもう帰ってこないと思ってる

 

 

こっちでわたしがどうなろうと 

それはわたしの運命だ

 

 

わたしの為に帰ってくる必要はない

 

あんたはあんたの人生を生きなさい。

 

 

 

 

 

と言われました。

 

 

 

 

いつも 「ふゆが居たら助かるわー」なんて

言ってるのに

 

お母さん・・

 

 

 

 

海外に住むということは 

母になにかあっても

どんなに急いでも10時間飛行機に乗らないと帰ってこれない

 

 

 

自分でも覚悟していたのですが

 

母の言葉を聞いて

 

母の覚悟を聞いて

 

目の醒める思いでした。

 

 

 

 

 

 自分の人生を生きる

 

 

わたしにとって大きな課題です

 

 

 

おやすみなさい

 

 

 

 

              なんでもいいから理由をつけて帰りたかったー泣