呪縛からの解放 コーヒー編 | 光と波動と音楽と ふゆこのサンフランシスコ日記

光と波動と音楽と ふゆこのサンフランシスコ日記

日常を綴るアラフィフ在米日記です。

 

 

 

 

 

今朝、オフィスのキッチンでコーヒーを淹れていたら

呪縛から解き放される出来事がありました

 

 

虹

 

 

 

ちなみにわたしはコーヒーの味も香りも大好きなのに

カフェインに弱く

 

珈琲をカップ一杯を飲むと動悸がして頭がくらくらするので

以前は飲まないようにしていました

 

 

 

 

それが昔、アメリカ人の友だちと雑談していて

 

「コーヒーも紅茶も飲まないの?

 じゃあ朝なにを飲むの??」と聞かれ

 

 

「え・・水を飲むけど?」
と答えてびっくりされたことがあります

 

 

ななんで?おかしいかな?

 

自分ではなんとも思っていなかったので

びっくりされてなんとなーく

 

コーヒーを飲めるひとたち イケてるひとたち

水飲んでるわたし イケてるグループから外れてるひと

 

と勝手に思い込んでしまいました


 

 

そしてPeetsやスタバ、ブルーボトルなど

美味しいコーヒーのお店がたくさん並んでいるオフィス街

そこでコーヒーを飲んでるひとたちはキラキラして見えるw

 

 

わたしはコーヒーを飲める人々に次第に憧れをもつように。

 

 

 

 

コロナ禍が明けて週に2-3日オフィスで仕事するようになり

オフィスに行ったときの自分へのご褒美として

わたしはコーヒーをカップの半分だけ飲むことを決めました

 

 

はじめはちょっとクラクラしましたが

ちょっとづつ飲めばだいじょうぶ。

 

それが秘かな楽しみなのでオフィスに行く楽しみに。

心なしか、カフェインにも慣れてきたような。

 

 

キャンディー

 

 

前置きが非常に長くなりました 汗

 

 

そんな中、今日もいそいそと、コーヒーを淹れにキッチンへ行くと

台湾系アメリカ人の同僚カッパくんもコーヒーを飲もうとやってきたので

 

何気なく彼のコーヒーの淹れ方をみていたら

なんと、マグカップの10%くらいだけコーヒーを淹れて

残りの90%は牛乳をなみなみといれていました

 

 

 

はあ?

なにそれ?

 

コーヒーと違うじゃん!

それほぼ牛乳よ? コーヒー飲んでると言えないよ?

とヤジをいれると

 

 

 

彼は飄々とした顔で

そうだよ、僕は牛乳たっぷりのコーヒーが好きなんだ~

 

と言ってデスクに戻っていきました

 

 

衝撃でした

 

 

そんなのアリ?

わたしはコーヒーを飲めるひとの仲間いりがしたくて

飲めないコーヒーをカップに半分もいれて飲んでるのに

 

 

あなた、そんなちょびっとのコーヒーとたっぷりの牛乳飲んでたの?

そんなのでいいいの?

 

 

わたしはモンモンと考えながらハッと気づきました

 

そうか・・珈琲を飲むのに ルールなんてないんだ・・

 

わたしはコーヒーを飲めないから飲める人になろうと

自分で自分に呪縛をかけてたんだ

 しかも本当にどうでもいい小さなことでw

 

 カップ半分はせめて飲み切らないと

コーヒーを飲んでます!と 胸を張って言えない

 

コーヒー飲めるキラキラ民族に 属することができない

と思い込んでいたんだ

 

 

カッパみたいに自分の好きなように自由にコーヒーを飲めばいいんだ

 

 

牛乳の中にコーヒー数滴おとしただけでも

自分が美味しかったらいいんだ

 

 

目からウロコでした・・・

 

 

 

わたしは自分のことをアメリカという無法地帯に住む

自由人と思いがちなのですが

全然・・

 

またひとつ自分の呪縛に気づいてしまいました

 

 

 

              呪縛が無数にあって忙しいです