苦手な同僚&大谷翔平さん | 光と波動と音楽と ふゆこのサンフランシスコ日記

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日常を綴るアラフィフ在米日記です。

 

 

最近

ちょっぴり苦手な同僚が

いました。

 

 

ちょっぴり

うるさいな~とか

思っていました。

 

 

問題があると

細かいことまで

追求して

請け負い会社のひとを

責め立てるのです。

 

 

わたしはO型でして

おおざっぱな性格なので

 

そこまで

追求しんでもいいやん

相手が気の毒。。

と思ってました。

 

 

彼は若いアメリカ人で

エネルギーに溢れていて

結果を出すために

アグレッシブです。

 

それは良いことなのですが

 

 

当たり前のように

ばっさり相手を切る

発言は

ん~。。と

思っていました。

 

 

 

 

チューリップオレンジ

 

 

 

話は変わって

最近は大谷翔平さんの活躍が

めざましく

ニュースでよく見かけます。

 

 

世間で起こっていることに

かなりうといわたしですが

彼のことは

頻繁にニュースになっているので

さすがに知っています。

 

 

 

ほー。。

日本人でそんなに凄い選手が

メジャーリークで活躍してるのか~

 

 

から

始まって

毎日のように打つ

ホームランのニュースをみて

わたしも陰ながら

応援しはじめていました。

 

 

そして

彼の所属するエンジェルスが

ベイエリアのオークランドコロシアムで

プレイすることが

分かったので

観に行きたいな~と

出不精のわたしにしては

珍しく

チケットを見てました。

 

 

(過去に野球観戦は

2回つきあいで行った程度です)

 

 

たまたま

わたしが見たサイトがそうだったのか

席がそんなに残っておらず

しかもけっこう

チケットはお高くて

良い席は$100-$200もするのですね~

 

 

大谷翔平さんが

ゴマ粒くらいにしか見えない

外野席の

うしろ~の席でさえ$40だったので

 

 

こんなもんなのか~

知らなかった~

観に行きたかったな~と

思いつつ

PCをパタンと

閉めました。

 

 

 

それからしばらく経ったある日。

 

 

その気の合わない同僚に

書類を送ったら

「今から

野球の試合を観に行くから

返事は明日でいい?」

とテキストがきました。

 

 

もちろん明日でいいよ~と

言って

翌日

会議が始まる前に

昨日の試合はどうだった~?

とsmall talkをしていたら

 

 

彼は

「面白かったよ~」

 

 

「実は僕の友達が

アスレチックスの関係者で

オークランドコロシアムの

無料券をいつももらうんだ

今週もまた行くんだ~」

 

と嬉しそうに話していました。

 

 

へ~!ラッキーやん♪

良かったね~

などと話しながら

ふと


 

「ん?」

 

とひらめきました。

 

 

わたし「今オークランドコロシアムって

言った?」

 

彼:「言った」

 

わたし「もしかしてアスレチックスって

エンジェルスと対戦する?」

 

 

 

彼:「大谷翔平のいるエンジェルスだね?

よく対戦してるよ!

チケットいる?

何枚?

4枚?

10枚?

頼んであげるよ!」

 

と気前よく

オファーしてくれました。ガーン

 

 

「え~!ほんとに?」

 

驚きです。

 

 

「もちろん!」

と彼は自分のことのように

喜んで

さっさと手配してくれました。

 

席はエンジェルスの

ベンチの後方ちかくでした。

 

 

え~!

この人めちゃ良い人~!キラキラ

最高!

ありがとう~!!!キラキラ

 

エンジェルスのゲーム

観に行けるんの~!!

うそみたい~!!

ラッキー!キラキラ

 

もう

飛び上がって

小踊りするほど

嬉しかったです。

 

 

わたしの今までの

彼に対する

不平不満はどこへやら。

 

自分でもあきれる

単純脳です。

 

 

彼は

一瞬で

わたしにとって

すご~く良い人に

ランク付けされました。キラキラ

 

すごい

変わりようです。

 

 ちょっと憂鬱になるほど

苦手だったのに。。。

 

 



先週

その同僚を含む

同じ部署のみんなで

オフィスで久しぶりに再会し

ランチにいきました。

 

(コロナ禍が落ち着き

現在通常運転の

サンフランシスコです)

 

 

その時、その彼が

「自分は三人兄弟の長男だ」と

ふと言いました。

 

わたしは

「あ、わたしは三人兄弟の

末っ子よ」と

言いました。

 

 

一瞬

 

「だから。。こいつはこうなのか。。。」

わたしたちは

にらみ合ったような。。。

気がしました。

 

 

そうか~

なーるほど。

 

 

彼は三人兄弟の長男なのだ。

長男ゆえに

ご両親から

厳しく育てられたかも

しれない。

だから人にも

厳しい面があるのかも。

弟たちを面倒もみる

役割だったのかもしれない。

 

 

そしてわたしは末っ子。

親から可愛がられて

甘えて育ち

要領で生きる人種

(と、長男には映るに違いない)

 

 

なるほど~

そりゃ気が合わない。


仕事のやり方も違うわ。

 

彼との関係性が少し

理解できた気がしました。

 

 

人の好き嫌いは

誰にでもあり

普通のことですが

あまりに意識すると

自分にとってしんどいので

 

 

そのしんどい彼を一瞬で

良い人~!に

認識を変えられたのは

エンジェルスのチケットを

もらえたのと同じくらい

嬉しかったです。

 

 

こんなに簡単に

ひっくり返せるのなら

案外

人間の好き嫌いなんて

単純なもので

あまり深刻に

受け止めなくていいのかも

しれないなと

思う出来事でした。

 

 

関係ないけど

きっかけをくれた

大谷翔平さん

ありがとうございます。

 

クローバー