ある人は言う
「ぶにぶにしているよ」
またある人は言う
「スゴく硬い」
ある人は言う
「何だか変な匂いがする」
別人はこう言う
「特に匂いはしないな」
ある人は言う
「この何かは動いているよ」
また他の人がこう言う
「こいつは微動だにしないな」
触る場所
触るタイミングによって
みな言うことはバラバラだった
なかなか意見が一致しないし、お互い真逆のことを言うこともしばしば
でも、大勢で時間をかけて「大きな何か」を調べた結果、それは「象」だとわかった
「神」「愛」「宇宙」「わたし」
これらの事柄についても、きっとこのストーリーのような形で少しずつ解明されていくのだろうと思う
時代、立場、専門分野、表現の違いによってそれぞれ言うことはバラバラのように思えるけれど、実は皆同じことを言っている
それぞれがそれぞれの真実を語り、体験というリアルを通して得た様々な描写
伝え方が一致することはないけれど、皆同じ「何か」ついて語っているのかもしれない