2024/05/05 今年のEBBCをたらたらと | ハイッ!海子です!!

ハイッ!海子です!!

ゆるゆると更新してます♪

 

自分の備忘録のために思う部分をトピック的に書きましたが結局長文となりました。

 

 

今年のEBBCが無事に終了しました。

(順位とかネタバレありますのでアーカイブ観るまで結果は知りたくない方はこの日記はしばらくスルーで)

 

 

 

今年はリトアニア開催という事で時差は6時間。

去年よりさらに1時間縮まったので、特にOwn Choiceの時間は良心的でシンデレラタイムに終わりました。

(それでも明るいうちから観っぱなしなのでお尻はぺちゃんこよ)

 

そのままガラコン→結果発表までリアタイで観たかったのですが次の日は仕事ですのでベッドイン。

朝起きて「えっくす」にて結果確認。

 

 

 

 

さて、順位です。

 

順位.バンド名(指揮者)Set Work/Own Choice = Total

 

1. Brass Band Treize Etoiles (Frederic Theodoloz): 95/98 = 193

2. Eikanger-Bjorsvik Musikklag (Florent Didier): 94/97 = 191

3. Brassband Willebroek (Frans Violet): 96/94 = 190

4. Tredegar Band (Ian Porthouse): 97/91 = 188*

5. Brass Band Schoonhoven (Erik Janssen): 93/95 = 188

6. Brighouse & Rastrick (Prof David King): 91/96 = 187

7. Brassband Burgermusik Luzern (Michael Bach): 92/92 = 184

8. Hauts-de-France Brass Band (Luc Vertommen): 98/85 = 183

9. 3BA Concert Band (Corsin Tuor): 90/88 = 178*

10. Brass Band Oberosterreich (Gunther Reisegger): 89/89 = 178

11. Gota Brass Band (Michael Thomsen): 88/87 = 175

12. Concord Brass Band (Jesper Juul Windahl): 87/86 = 173
 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふむふむ。

まあ確かに 13(←略しすぎ)とエイカンガーは納得です。

 

 

私の(英国以外の)推しバンドであるウィレブルークは、、、3位。

 

2連勝した2006&2007年以降、出場しても惜しい2~5位をずっとウヨウヨしているのですよね。

 

今回安定していて良いなとは思ったのですが1位は取れなかった、という事は、、、

 

 

 

ん〜

 

 

想像することはあるのですが、それはここでは書かず心の中に。

(または呑んだ時にでもって感じで省略)

 

まあ何位になってもウィレブルークは好きなのよ、あたしは。

(英国以外のバンドで一番多くCD持ってるもん←ドヤ)

 

 

ウィレブルークはEBBCに出場できるくらいだから地域優勝はもちろん多いしユース(YBBW)も実力あるし、ベルギー界隈では実績のあるエリートバンドであるのは確実です。

 

でもね、街バンドだから何とも言えない滲み出る温かい質感をメンバー(やサウンド)から感じるのです。

特に指揮者のヴァイオレット。いいキャラしてるんですよね♡

 

私の願いが叶うのならば、彼が現役のうちにもう一度ウィレブルークがEBBCのチャンピオンになってほしい。

そしてもう一度スキンヘッドにしてほしい。(←このくだり書くと長くなるのでいつ&なぜスキンにしたのか気になったら会った時に声かけてください。)

 

そんな推しのヴァイオレット、今年で70歳。

 

 

 

 

 

 

さて。B&R。

 

ここは情報量が多かったですね。

 

 

そもそもDK指揮でSopがマーティンっていうところで肩入れする要素が多いんですけど、ロジャー・ウェブスターもいるじゃん、みたいな。

ロジャーはSet Workの時にフロントロウのtuttiにちょこんと座ってたんですけど、オーラが強いのですぐに存在が分かりました。

 

プリンシパルではなくtuttiに居たのは

この間役員も引退したし孫も生まれたし(←いやそれは関係ない)、時間もできたところで名誉フロントロウ(「名誉教授」的なイメージ)として若者へ活気づけの為の友情出演なのかな、なんて思ったらOwn Choiceめちゃくちゃ重要ポジぢゃんか。

Set Workはオマケで、Own Choiceのためにリトアニアに来たでしょ?って思いましたよ。

 

 

全体の演奏を言うと、DKらしい疾走感があってSet WorkもOwn Choice(P.Graham「Z 1920」初演)もエネルギーが溢れてて終始笑顔になる音楽でした。(各ソロもDKの好きそうなグルーヴ感あるフレーズの持って行き方でした。)

 

ただ、下馬評でもあったけどOwn Choiceでああいう方向の曲はEBBC的にどう評価されるのかな?と思いました。(Brass in Concertだったら似合うかと。)

スティーブン・ミードはSet Work終了時点でかなりB&R推ししてただけに、Own Choiceを聴いた時は「まじかー!」ってびっくりしたのではないかしら。(Own Choice終了して結果予想トークでテンションが下がってたように見えたけど。)

 

 

でものちに作曲したピーター・グレイアムの投稿を読んで合点したのですが、DKは敢えてのオーダーだったらしいです。

 

つまり、EBBCで当たり前に存在する「コンテスト」という質感ではなく、「コンサート」としての要素を依頼し引き受けてのあの作品。

 

 

おおぉ。

 

 

ほほう。

 

 

なるほど。

 

 

 

 

「敢えて」であるとこれは興味深いですね。

 

むしろカッコいい。

 

 

 

 

経験値がある人たち(グレイアム、DK、それでもってロジャー)が新しいアイデアに挑むって、むちゃくちゃワクワクする。

 

 

結果を見ればOwn Choiceの評価が低かったわけではなく、Set Workが『思いのほか』低かったのが6位で着地した要因なので、この作戦はDKの思惑通りに進んだかもしれませんね。

 

つまり

一つの可能性の誕生とも言えるかもしれません。

 

ってなると、やっぱDKは思考や行動が相変わらず年齢を感じさせない人ですね。

 

指揮は動き回るし声を出すしジャンプするしさ、常にアグレッシブ。

 

 

DKあれで67歳かー。

(ロジャーよりミードより年上)

 

肌(特にデコ)もつっやつやだし。

若いなー。

 

 

 

 

その他のバンドで言うとSopを2人体制にしたバンドがいくつかありましたが、配信で聴く範囲ではそこまで音響効果はなかったのでメインSopの疲労軽減のための補佐的な感じでしょうか。(でも GOTAのSopお姉さんは違う楽譜吹いてたな。)

 

それと以前に比べると水分補給のために飲み物をステージ上に持ってくる人が増えたのですが(これって日本でも増えましたよね)、1曲しか吹かないし、でも大曲なわけで飲むタイミングある?って思ってるのですが、案の定持ってきて飲んでる人は少数だったなあと。ま、置いておくこと事に安心材料が発生するのは理解できますのでフと思った程度です。(ウィレブルークSopのJeroen(ヨルン?ジェロン?)はペットボトルではなく水筒だったので、何入れてきたのかな?って少しそっちにワクワク気が散ってしまった。)

 

 

 

さてさて、そしてSet Workであるフィリップ・スパークの曲。

2022年のテストピース予定だった「A Rood Less Travelled By」

 

 

1st mov.は今っぽい感じ。

2nd始まって進むにつれて、そして3rd mov.に到着すると20世紀のスパーク(つまり懐かしく)感じたのですが、作品コメントを読んだらスパーク自身もトラディショナルな質感を大切にして書いたとのことだったので、なるほど納得。

 

ところで20世紀のスパークって、ここぞってところにTbトリオ書きません?

もうね、2~3mov.に懐かしい感じのTbトリオがあったのですけど、これをね、リズム提示のみのシャープな質感ではなく和音を豊かに響かせリズムを滑稽に(=楽しそうに)見せているTbチームの存在が、曲の中盤以降を飽きさせず興味を持続させる大事なポイント(存在)とも思いました。

 

 

 

この曲は吹いてみたいなあ。

日本でも好まれる方向と思いました。

 

 

 

 

そして最終日、ユースの方も見応えがありました。

(ブリちば練習終わって急いで帰って観戦)

 

 

 ユースの結果発表の時、各バンドがコール?をしてましたよね。

 

イングランドの時には、ボブが洗足生に教えて流行らせた掛け声、Oggi Oggi Oggi Oi Oi Oiが聞こえて感動。

(スポーツイベントやボーイスカウトなどでやる気合い入れの掛け声だそうで)

 

これ、洗足のブリティッシュブラス前期公演(ボブ指揮)の時はお決まりでやっていました。

 

 

 

ボブが「Oggi! Oggi! Oggi!」って叫んで

 

そうしたら洗足生は「Oi!Oi!Oi!」と返す

 

 

そして

 

 

ボブ「Oggi! Oggi! Oggi!」

生徒「Oi!Oi!Oi!」

 

ボブ「Ogggi!!」

生徒「Oi!!」

 

ボブ「Ogggi!!」

生徒「Oi!!」

 

ボブ「Oggi! Oggi! Oggi!」

生徒「Oi!Oi!Oi!」

 
 
(勘違いして覚えてて「Ogg!」に対し「Ogg!」と返してたんですけど、まあ楽しかったのでオーライということで。)
 
特に飲み会の時にやってたので、いろいろ懐かしく、そしてまた復活させたいなって、未来の理想を描くのでした。
 
 

 

まだまだ書き足りないのですがこのくらいで。

 

 

 

 

2028年はEBBC50周年ということで開催はロンドンだそうです。(ロイヤルフェスティバルホール)

 

お〜。

自分もちょうど良い歳なので、これはロンドン行って生で聴きたいなあ。

 

NationalやBritish Openなどは行ったことあるのですが、GWに差し掛かるEBBCにはまだ辿りついてないのです。

 

 

一緒に行く人、今から募集しようかな💡

 

「海子さん初めてのEBBC生観戦ツアー in ロンドン 2028 ~夜はパブで語り明かそう~」みたいな♡

 

どうしよ、マイクロバス貸し切るほど人が集まったらww(←平和)

 

 

 

 

それまでに円安よ、どうぞ落ち着いてくださいませ。