暖水塊たじろぐがごと稚鰤の目 9月27日(水) | 100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

盛岡の海鮮居酒屋「海ごはんしまか」の専属魚仕入れ人による、毎朝の宮古市魚市場の様子と、
買い付けたものを中心とした宮古の魚介類を写真多用でリポートするブログです。

曇天から小雨模様へと移ろう宮古の朝でした。

 

秋めいてきて、なお、海水温の高い三陸沿岸。

ホタテや二枚貝、ホヤなどから貝毒の数値が高く、本日の水揚げは宮古漁協管轄が二口のみ。

しばらくの間、ちょっと期待はできない状況とのこと。

 

少ない水揚げゆえ、価格高騰するという悪循環。

しかし当店ではわずかながら買い付けてきました。

 

 

今朝は釣りもののスルメイカも無し。

定置網に入ったほんのわずかのスルメイカをセリ落としてきました。ひー。

 

 

オキサワラこと、正式名称サワラカマス、本日も水揚げ!!

 

ギャオス的なクチバシと歯。凶暴そうな顔であります。

 

 

ウスバハギがどーんと水揚げされていたので興奮気味にセリにてゲット!!

 

なかなかのウマヅラでございますね。

 

 

カンパチも少しずつ成長してきています。ある程度まとまった量を買い付けました。

 

ブリの子、ニサイもセリにて買い付け。ワラサ(稚鰤)と呼ぶ地方も多いのかな。

 

オキアジとかいうやつ。けっこう高いのね。

 

チダイ。セリましたが負けました。

 

細っこいカツオが2尾だけ。

 

スマ、っていうのかな。これもカツオの一種で美味いらしいです。

 

 

活魚イケスでガザミ(ワタリガニ)を発見。

 

凶暴につき、鋭い鋏をがんじがらめにされています。

 

買い付けました。

輪ゴムが外れていたヤツに挟まれましたが、ギリセーフで血は出ませんでした。笑