宮古トラウトサーモン千秋楽とヤマセの中のウニ漁口開けの朝。7月16日(金) | 100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

盛岡の海鮮居酒屋「海ごはんしまか」の専属魚仕入れ人による、毎朝の宮古市魚市場の様子と、
買い付けたものを中心とした宮古の魚介類を写真多用でリポートするブログです。

宮古トラウトサーモン2021、

シーズンファイナルの販売日でした。

ラストということで値段は高騰。千秋楽のご祝儀相場となりました。

 

 

今朝はヤマセ(偏東風)による海霧の朝でした。

 

きっと海上の見通しは悪かったでしょうが、

ウニ漁も終盤に近づいて来たこともあって

各漁協ともウニの口開け(解禁日)となりました。

しかし、こうなると定置網漁は網揚げをしません。

おのずと朝の魚市場の水揚げは極端に少なくなってしまうのです。

なぜかといえば、漁師さんたちは、さまざまな漁を兼務しているから。

そういうスタイルなのですから、それはそれで受け入れねばなりません。

 

 

さて、そんな中でも、養殖物のホタテやホヤなどは

ある程度多くの水揚げがありました。

 

もちろん当店も買い付けましたよ、ホタテとホヤ。

 

瓶入り生ウニもセリにかかりましたが量が少ないため高騰。がっくし。

 

はえ縄漁のマダラを入札にしてゲット。

 

 

その他、ヒラマサや、

カンパチや、

ショッコ(ブリの子)なども。

 

はい、当店は、ショッコを買い付けました!!

 

サゴシ(サワラの子)や、タチウオも見えていました。

 

 

そして、セリが終わり、買い付けたものをトラックに積み込んでいると、

採れたてのバフンウニが漁師さんによって魚市場に搬入されて来ました。

計量されて業者に入札されます。

こういう風景はやはり初夏の風物詩。いいもんですね。