約12万平方キロメートルの広大な敷地の園内は沖縄各島に原生する亜熱帯の植物を集めて植栽し、現在樹木種約1600種樹木、本数約4000本が生育しています。
一年を通して花々や木々を見ることができ、沖縄県内最大の人口熱帯植物園として注目されています。
-宮古島タウンガイドより

南国感満載の園内を一目散に厩舎へ。

居ましたぁ。

日本在来馬・宮古馬です。

宮古馬は、性質が温順で飼い主によくなつき、
粗食や重労働に耐えることから、農耕用や駄載用として利用されてきました。
また、蹄が堅いため、サンゴ石の道路や、
表土の薄いサトウキビ畑での農耕に適しており、
明治時代に宮古島でサトウキビの栽培が始められると、
宮古馬がその農耕に活躍しました。
昭和十年(1935)、その性質の穏やかさから、まだ御幼少の
明仁親王(今上天皇)の将来の乗馬訓練用として、
右流間(うるま)、球盛(たまもり)、漲水(はりみず)の3頭が選定されました。
後に宮内庁より、17歳となった皇太子殿下(今上天皇)の右流間との
乗馬写真が育成農家へ贈られました。
復帰後の海洋博で沖縄訪問した皇太子(今上天皇)は、
育成農家を招いて愛馬の思い出を語ったといいます。
その後、サトウキビ栽培への耕運機の普及とともに頭数が激減、
一時は絶滅の危機に瀕したが、保存活動と増頭運動により、徐々に数が増え、
2012年3月現在で30頭、2013年6月11日、城辺保良で雄の宮古馬が産まれ、
全体の飼養頭数が40頭に達しています。

乗馬用に飼われているだけあって、凄くおとなしい馬でした。

その後、園内を散策し始めましたが、

あまりにも暑いので、

早々に植物園をあとにしました。

宮古馬は、平良の荷川取牧場にも居るようなので、
今度行ってみよう。
その他の在来馬を記した拙ブログは、
・~西へ~(235) 50日目① 対州馬
・~西へ~(272) 36日目⑦ 都井岬Ⅰ
在来馬「隠岐馬」の混血種は、
・~西へ~(367) 67日目⑩ 放牧馬
・~西へ~(366) 67日目⑨ 放牧地Ⅳ(摩天崖)
当ブログの無断使用は禁止です。
メッセージにて確認をして下さい。その上で、
文章引用・画像使用の場合は出典元URLを明記して下さい。