~西へ~(336) 63日目⑪ 出雲国一宮 移動・旅泊地 | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

     
                    近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら

                        (小さい画像はクリックで拡大します)


出雲大社を出て、駐車場へと向かっていると、


  出雲大社前駅(一畑電車)国の登録文化財
出雲市大社町と松江・JR出雲市駅を結ぶ私鉄一畑電車の出発点が神門通りの中ほどにある「出雲大社前駅」です。駅舎は昭和5年(1930年)に建てられた鉄筋コンクリート平屋建て、ふくらみのある半円形の緑の屋根を持つ外観で親しまれています。内装は、白く塗られた内壁や高い天井、窓はステンドグラスになっています。 
-出雲観光ガイドより




駅の中に入ると、隅のホームにレトロな電車が停まっていました。

     

  日本最古級の電車
 デハニ50形・52号車
映画「RAILWAYS」の中で最も多く登場し、強い印象を残した車両がこの「デハニ50形」です。昭和3年、小境灘(現一畑口)~北松江(現松江しんじ湖温泉)間、及び昭和5年の大社線開業に併せて新造された一畑電車唯一のオリジナル車両です。
客貨同時輸送を考慮した荷物室付き車両であり、今ではほとんど見ることができない貴重な車両です。また、製造当時には当たり前だった客室の手動扉も、全国にいくつか残る同時代の車両が全て自動扉に改造された中にあって、唯一製造当時のまま残されている点においても貴重な車両と呼ばれる由縁です。
この「デハニ50形」は1928年~1929年に合計4両が製造され、現在は「52号」と「53号」の2両が現存しておりますが、老朽化の為共に2009年3月末をもって現役を引退いたしました。その後映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」撮影の為に2009年8月の1ヶ月間、再び営業線上を走行いたしました。それ以降は雲州平田駅の車庫内で保存しておりましたが、映画公開に併せ多くのお客様にご覧いただくために、ここ出雲大社前駅に展示するものです。

---その他の主な特徴---
■デハニの意味……電動車…デ  三等車…イロハのハ  貨物室…ニ
■半鋼製車体 ……今では製造不可能な木製の車体
■鉄道友の会エバーグリーン賞受賞…長年活躍し、今なお現役または保存されている車両に対して与えられるもので、1995年に受賞
■車内改装……1994年にデハニ52号、1999年にデハニ53号がそれぞれお座敷列車に改装されたが、映画『RAILWAYS』撮影のため、2009年にオリジナルの内装に復刻」 -案内板より


    
 
駅を出て歩いていると銅像が。

 出雲阿国
歌舞伎の始祖出雲阿国は、出雲大社の鍛冶職中村三右衛門の娘と言われ、出雲大社の巫女として大人たちと共に出雲大社修理費勧進の旅に出かけ、天賦の才能を発揮して、喝采を浴びました。
 子どもの頃の阿国は、すでに「ややこ踊り」の名手として、京都の宮廷や公家の間で名声を博していたことが記録に遺されています。長ずるに及んで、当時京都の若者の間で流行していたかぶき者の風俗を踊りや寸劇で表現するようになりました。
 その芸風も流行の幸田に合せて男装で踊ったり、さらに観客を楽しませる進行役(猿若)を置くなど、きわめて斬新なものでした。かぶき踊りは、京都の人々の間で大評判となり、阿国は「天下一」よ称されるようになりました。
 やがて徳川幕府は、「女かぶき」は世の風紀を乱すものとして禁止令を出したので、その後は男性のみで演ずることとなりました。これが、わが国を代表する演劇である「歌舞伎」として、今日に至っています。
 阿国は、晩年ふるさと大社に帰り、尼となり智月尼と称し、連歌庵で連歌と読経三味の生活を送り、静かに余生を送ったと伝えられています。
  平成二十五年四月吉日  出雲阿国像建立委員会  -案内板より


     

昼がオニギリだったので、夕はラーメンでもと思い、コンビニで聞くも×
通りに1件あったが休み。仕方なくSAと思ったら16時まででした。
結局、コンビニのくじで当たったカップ飯。 さみしい。



本日の旅泊地・穴道湖SAにて車中泊


第63日目終了

本日の走行距離  143km


                                 つづく






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