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縄文の森 発掘保存展示棟を出て、根株展示棟を見学します。


三瓶自然館に展示している長さ10.2mの巨木は、この発掘抗から切り出したものです。根元を切断したところ3つ以上の年輪の中心が確認され、合体木の可能性が高いことが判明しました。
地下にはその根株がそのまま保存されており、合体木の年輪の状況を間近で視察することができます。 -案内板より


螺旋階段を下りていきます。

根株は、地下13mにありました。



軽く触れてみると木のぬくもりを感じました。
とても4000年前のものとは思えません。


埋没樹の根株(樹種:スギ)の解説
この根株は、小豆原埋没林で発見された立木のひとつです。展示位置から約10m北側に埋もれていたもので、頂部が小豆原川の河底に露出していました。
太い根が絡み合うように伸びる姿からは、縄文時代の谷斜面に張り付くようにして高さ40m前後に達したと推定される巨大な幹を支えていたことがしのばれます。
この根株は、発見された埋没樹の中でも最も高い位置に生えていたものです。そのため、根元だけが堆積物に覆われて残り、露出していた部分は朽ちて薄なわれました

全く知らなかったのですごく感心し、三瓶小豆原埋没林公園を出発。

県道56号を通り、本来の目的地に向かいます。
つづく
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