近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
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63日目。イイ天気になりました。

野営地から国道9号に戻り、東に進みます。

所々で海が見えて、ご機嫌な運転。

海沿いの道になり、

大田市に入り、内陸へ。


本日最初の参拝は、石見國一宮 物部神社です。

物部神社(もののべじんじゃ)は、式内社。旧社格は国幣小社で、
現在は神社本庁の別表神社です。


狛犬と狛鶴


富金石(ふぃきんせき)
この手水石は俗に含金石と呼ばれる砂金を含んだ大変珍しい石です。手水石に彫られた四つの曲玉にふれて勝運や財運をお祈りください。また手水に流れる水は御神井より湧き出る御神水です。枯れることなく現在に至っています。
手水石の曲玉
一、浄の曲玉
二、勝の曲玉
三、財の曲玉
四、健の曲玉
五、徳の曲玉 -案内板より

物部神社
石見国一の宮である物部神社のご祭神は宇摩志麻遅命様で、古代豪族物部氏の御祖神様である。
初代天皇神武天皇様の時代にご活躍になり、その後各地の兇賊を平定されて、最後に神社近くの鶴府山に鶴に乗って降臨された。国見をされた時に神社の裏山「八百山」が天香具山に似ていることから、宮居を築き鎮座された。時が過ぎ、継体天皇8年(513)天皇の勅命により社殿を創建、修理を経て安政3年(1856)に宝暦時の規模で改修される。県内では出雲大社に次ぐ大きさ、春日造りでは全国一の規模です。 -案内板より

拝殿(昭和十三年(1938)建立)

ご祭神
主祭神
宇摩志麻遅命 - 物部氏初代
相殿神(右座)
饒速日命 - 物部氏祖神で宇摩志麻遅命の父神
布都霊神 - 所有していた剣の霊神
相殿神(左座)
天御中主大神
天照皇大神
客座
別天津神と見られる5柱の神
鎮魂八神



県指定有形文化財 物部神社本殿(大田市川合町)
本殿は社伝によれば天文19年(1591)吉川元春により再建されたと伝えられる。享保3年(1718)に一度焼失し、宝暦3年(1753)に再建されている、現在の本殿はこの宝暦にたてられた社殿の様式をひきついでおり、県内では出雲大社につぐ大規模な本殿であり多くの人々に親しまれている。なお、祭神は物部氏の祖神宇摩志麻遅命で、石見国の一宮として崇敬されている。
本殿の建物は高さ16.3mある、正而3間、背面2間、側面2間の身舎の前面に正面3間、側面1間の前室(向拝の間)をつけている。屋根は身舎が切妻造り・妻入りの形式で、これに庇屋根をつける春日造りの系統であるが、深い庇を支えるための隅木を人れる手法を取りいれている。 春日造りの建築でありながら、高床・千木・勝男木・大棟など出雲地域の神社建築の影響が随所にみられる点が特徴である。
昭和45年(1970)10月27日指定
平成12年(2000)3月 島根県教育委員会 大田市教育委員会 -案内板より
つづく
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