~西へ~(315) 60日目⑤ 安芸国一宮 厳島神社Ⅱ(厳島(宮島)) | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
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神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

     
                    近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら

                        (小さい画像はクリックで拡大します)


全国に約500社ある厳島神社の総本社である
式内社(名神大社)、安藝國一宮 嚴島神社に来ております。

      

 古くから日本三景の一つとして知られた宮島は、神をいつきまつる島という意味で厳島ともいわれる。
 千数百種の植物の生い茂る弥山を主峯とするこの宮島の山容にに霊気を感じて島そのものが神として信仰されたものと思われる。
 この島は、面積30.17平方キロメートル、周囲は約30キロメートルのほぼ長方形で、最も狭い所はわずか四百メートルにすぎない水道をへだてて大野町と対している。
 よく、「安芸の宮島廻れば七里、浦は七浦七恵美須」といわれてきたが、なぎさの白砂に松の緑が映えて限りなく美しい島である。
 海に浮ぶ朱の大鳥居と海中に建てられた厳島神社とが緑濃い山と自然とよく調和して宮島のいや観光地日本のシンボルとして広く内外に知られている。
 市杵島姫命、田心姫命、瑞津姫命の三大神をまつる厳島神社は、今から千三百七十余年前推古天皇の即位元年に社殿が創建され、その後、仁安年間に平家によって現存の規模ができあがったといわれる。
 有名な平家納経を始めとするたくさんの宝物と共に、国宝、重用文化財に指定されるものがきわめて多い。
 また、春は桜、秋は紅葉のこの美しい島にも厳島合戦として知られる毛利元就が陶晴賢を討ったいくさの跡があり、その他の史跡などをあわせて特別史跡および特別名称に指定され、国立公園風致地区にもなつている。さらに弥山原始林は天然記念物として、全島これ文化財といわれるその名に恥じないものがある緑と文化財の島をみんなでいつまでもまもりたいものである。
        昭和二十七年十一月 宮島町 宮島町教育委員会 -案内板より


   

 特別史跡 特別名勝  厳島
厳島(宮島)は周囲30km、全島花こう岩からできている。島の最高峰弥山は530m、頂上からの内海の眺めはすばらしい。これを中心にいくたの峯・渓谷を生じ、海岸線は変化に富んでいる。弥山山頂を含む地域は原始林として天然記念物に指定されており、樹種がはなはだ多いので、ここを住みかとしている鳥獣の種類も少なくない。
「いつくしま」の呼び名は、神をいつきまつる島、に由来するといわれており、古くは、島そのものが神として崇拝されたもので、厳島神社に対する、平清盛一門の信仰は名高く、海に浮かぶ社殿の構想もこの時にはじまる。
「ひはだぶき」、朱塗りの社殿が緑の山を背負い、おだやかな海にのぞむ景色は自然と人工のすぐれた調和美をなし日本三景の一つと賞せられてきた。大鳥居・社殿・平家納経などをはじめ国宝・重要文化財が少なくない。また付近には、毛利元就と陶晴賢の古戦場など史跡に富んでいる。 -案内板より



凄い人人人です。

          
       鳥居前のブロンズの狛犬(大正八年(1919)八月建立)


 石燈籠が並ぶ参道から眺める大鳥居

    
   有栖川宮熾仁親王殿下御染筆の社号額(大鳥居社殿側)
     「伊都岐島神社」

          
               参道途中の玉乗り狛犬

      

 嚴嶋神社御由緒
一、御祭神
 御本社
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)
 客社
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
天穂日命(あめのほひのみこと)
天津彦根命(あまつひこねのみこと)
活津彦根命(いくつひこねのみこと)
熊野櫲樟日命(くまのくすびのみこと)
一、沿革
嚴島は太古よりその山容に霊気を感じ、島全体が神として信仰されてきた。
社伝によると、嚴島神社は推古天皇元年(五九三)に、この地域の有力者であった佐伯鞍職(さえきのくらもと)によって創建されたのが始まりとされる。
仁安三年(一一六八)当時の太政大臣 平清盛公によって寝殿造りの様式を取り入れ造営されたものが現在の社殿の礎となっていると伝わる。
鎌倉時代の二度の火災を始め、台風等に幾度となく被災するも、その時代の人達の尽力によって修復されてきた。
社殿群は国宝及び重要文化財に指定されており、平成八年(一九九六)に、世界文化遺産に登録され現在に至っている。

一、主な神事
御神衣献上式 一月  一日
歳旦式    一月  一日
地久祭    一月  五日 祭典後舞楽奉奏
桃花祭神   四月 十五日 祭典後舞楽奉奏
桃花祭神能  四月 十六日より三日間
講社大祭   五月 十四日
講社御島巡式 五月 十五日
推古天皇祭遥拝式 五月  十八日 祭典後舞楽奉奏
例祭       六月  十七日
市立祭   旧暦 六月   五日 祭典後舞楽奉奏
管絃祭   旧暦 六月  十七日 海上渡御
菊花祭      十月  十五日 祭典後舞楽奉奏
御鎮座祭    十二月  初申日
鎮火祭     十二月 三十一日
月旦祭      毎月   一日(一月を除く)
月次祭      毎月  十七日(三月六月十月を除く)
                        以上  -案内板より






                                 つづく






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