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天手長男神社から次なる地へ向かおうとすると、

「天手長比売神社跡」の看板があり、田んぼの先に鳥居が見えます。

「天手長比売神社」といえば、今、参拝した「天手長男神社」に
合祀された神社ではないか。

小さ目の鳥居と立派な石灯籠


郷ノ浦町指定文化財・史跡
村社天手長比売神社跡
指定年月日 平成12年10月1日
所在地 壱岐郡郷ノ浦町田中触877番地
所有者 天手長男神社
天手長比売神社は「延喜式神名帳」登載がある名神大社である。
祭神は
・栲幡千々姫命(たくはたちち゛ひめのみこと)
・稚日女命(わかひるめのみこと)
・木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
・玉依姫命(たまよりひめのみこと)
の五神である。
式内社は壱岐郡内に24座が鎮座し、そのうち郷ノ浦町に10座が鎮座する。
昭和40年(1965)に天手長男神社に合祀した。
指定面積 2,155㎡
延喜式神名帳
天平宝字元年(757)施行の養老律令の施行細則を集大成した法典を『延喜式』といい、延喜五年(905)、醍醐天皇の命により藤原時平らが編纂を開始し、康保四年(967)施行した。
第九・十巻には、全国五畿七道・国郡別の3132座の神名が記されていることから、これらの巻を「延喜式神名帳」という。「延喜式神名帳」に登載された神社を「延喜式内社」略して「式内社」といい、壱岐には24座あり、由緒高い神社である。
平成十四年十月 郷ノ浦町教育委員会 -案内板より

神社跡なので石台が設置してあるだけでした。

戻ろうとすると鳥居の向うに先程参拝した天手長男神社が
鎮座する鉢形山が見えました。
(小さい画像はクリックで拡大)
つづく
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