近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
島原市にあります「土石流被災家屋保存公園」にきています。


雲仙普賢岳噴火災害
雲仙普賢岳は、平成2年11月17日 198年ぶりに噴火、まもなく活動は低下したが、平成3年2月12日再び噴火が始まり、5月15日には水無川で最初の土石流が発生した。
溶岩ドームは5月20に出現し、5月26日、6月3日には火砕流により死傷者、行方不明者が発生した。6月7日には島原市の一部、8日には深江町の一部で警戒区域が設定され、以降順次拡大された。
平成3年6月3日の大火砕流による死傷者の発生のほか、堆積した大量の火山灰により土石流の発生しやすい状態となっており、平成5年には水無川から溢れ出た土砂によって大きな被害を受けた。
山体には約2億立方メートルの土砂が堆積しており、降雨の状況によっては現在も大規模な土石流発生の危険がある。 -日本の川と災害より

島原市と深江町に特に大規模な人的被害をもたらしたのは1991年
(平成3年)6月3日16時8分に発生した火砕流であります。

被害は避難勧告地域に居た、報道関係者16名(アルバイト学生含む)、
火山学者ら3名、警戒に当たっていた消防団員12名、報道関係者に
傭車され独断で避難できなかったタクシー運転手4名、避難誘導を行う
ためパトカーで来ていた警察官2名、市議会選挙ポスター掲示板を撤去
作業中だった作業員2名、農作業中の住民4名の合わせて43名の死者・
行方不明者と9名の負傷者を出す惨事となってしまいました。



自然災害の恐ろしさを再認識して、旅泊地へ。

本日の旅泊地は「かづさキャンプ場」です。

個別に「炉」や「流し」がある至れり尽くせりの野営場でしたが、
夕方から強い雨。めしは、車の中でとなりました。

(地元産のアジとハマチ、ノルウェーのサーモン刺身と出来合いの串カツ)
第44日目終了
本日の走行距離 59km+22km(フェリー)
つづく
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