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人吉城御館跡に鎮座します「相良護国神社」に拝礼いたします。


相良護国神社は、人吉城御館跡に鎮座しますので、
かつての庭園が残ります。


御館跡庭園
御館は、天和三年(一六八三)に城主相良氏の居宅が置かれて藩政の中枢となった場所である。公的な接客・饗応を行った表御殿の南端には、玄関がついた大広間や使者ノ間がおかれていて、この庭園を眺望できるようになっていた。本庭園は、霞がたなびくような中島を浮かべる池と優美な稜線を重ねる築山群による雅やかな空間の中に、立石群からなる力強い滝石組を要に、三様を見せる石橋を見所として配する池泉廻遊式庭園である。
庭園空間は園内にとどまらず、背後の高御城や原城の丘と一体のものであり、滝の水源を背景の山に重ねる奥行きの深い借景庭園でもある。重要な鑑賞位置である池の北側の礼拝石と滝口を結ぶ軸線は、中世に相良氏の居城であった古城跡へと向かう。構想は、水の流れに鎌倉以来の相良氏の歴史を重ね、一族の由緒をたどる祖先敬慕の遥拝庭園である。優雅にして力強く、小空間にして宏大であり、眺めにも勝る相良氏の想い。歴史ある大名ならではの名園と言える。 -案内板より

相良護国神社 拝殿


ご祭神は、
人吉・球磨地域の英霊 で、ございます。

本殿

手前は、相良家初代 ~ 36代の歴代当主をお祀りする相良神社
社務所は、無人でしたので御朱印は頂けませんでした。

全ての兵者に敬意を表しますと共に、英霊の御霊に感謝の誠を捧げます。
つづく
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