近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
知覧をあとにして、薩摩川内に向かいます。

到着した先は、「薩摩国一宮 新田神社」でございます。
新旧降来橋をわたると墓陵と社殿への長い石段が続きます。


降来橋と擬宝珠 薩摩川内市指定文化財
「鎌倉時代中期の、正応三年(1290)新田八幡宮の降来橋において舞楽が催されたとの記録があり、この橋の由来は古く昔の盛時がしのばれる。
降来橋の下を流れる川を“忍穂井川”といい、橋から南に“八丁馬場”と呼ぶ参道が直線に伸びて、その入口は川内川に通じていた。その参道の両側に寺院が立ち並び“新田神社十二坊”と称されていた。
慶長七年(1602)島津義弘が、神社の神殿を修復した際、この降来橋の欄干に刻銘入り青銅製擬宝珠八個が取付けられたが、現在ははずされ、宝物殿に大切に保管されている。
太鼓橋は、明治二十五年十一月に架け替えられたもので、長さ八メートル、幅五メートルである。-案内板より

社号標「国幣中社 新田神社」(現在は神社本庁の別表神社)

神亀山中腹(旧鎮座地)には、末社三社が鎮座しております。



早風神社 中央神社 高良神社
(御祭神:級長津彦神 (御祭神:大山祗神) (御祭神:天鈿女命)
級長津姫神)


石段途中の狛犬(昭和九年四月吉日建立)
つづく
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