近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
鹿屋航空基地史料館(保管資料数 約5500点)の2階から1階展示へ。

現代を生きる若い海鷲たちの躍動
戦後、激動する世界情勢の中で我が国はめざましい復興と経済的な繁栄を遂げ、今日では世界でも有数の国力を備える国になった。
その中にあって東西冷戦の終結に端を発し、我が国は世界規模の貢献を求められる時代が到来した。
このような重要な転機を迎えた今、「国を守る」ことの意味や、国民の一人一人の役割を問いかけることは最も重要なことであり、意義のあることである。
1階展示の内容(第2部)は単に海上自衛隊航空部隊の紹介に終わることなく、これを題材として隊員たちの活躍ぶりを通して、国民に「我が国の防衛」について考えてもらうことを意図した内容の構成となっている。
-鹿屋航空基地史料館公式Webより

ミサイルとソノブイ
ソノブイとは対潜哨戒機から投下、潜没中の潜水艦の
探知に使用海する機器。ソノブイには潜水艦のスクリュー音を探知する
パッシブタイプとソノブイ自身が音波を出してその反対音によって
潜水艦を探知するアクティブタイプの2種類があります。

P-2J対潜哨戒機ない乗組員の座席

P-2J対潜哨戒機 操縦席



HSS-2B(S-61A)救難ヘリコプター(実機)

HSS-2B(S-61A)操縦席

この他にも
「海上自衛隊の発展」
終戦による海軍航空部隊の終焉によって途絶えた伝統は、
昭和27年海上警備隊の発足によって再び萌芽し、
海上自衛隊航空部隊として再建された。
その創設時から今日までの変遷を、各防衛力整備計画等を通して紹介し、
以後の展示を理解するための導入部を構成している。
「国防を支える人々と航空技術」
米国からの航空機の貸与、ノックダウン方式による製造、ライセンス生産と
その航空技術の発展の様子を
海上自衛隊が使用してきた航空機や装備品の変遷とともに、
航空技術の再建に取り組んだ人々の活躍ぶりとして紹介している。
飛行機公園での館外展示と関連させている。
「海鷲たちの系図」
搭乗員と基地支援要員の各々の任務、役割、実際の仕事ぶり、生活の状況等を
基地機能や基地周辺住民との交流を折り混ぜて紹介している。
「ソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動」
ソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動を
紹介したコーナーです。
ジブチ共和国を拠点に、派遣された隊員とP-3C航空機の任務・活動を
分かりやすく紹介している。
-鹿屋航空基地史料館公式Webより
など、充実した展示がされておりました。

つづく
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