近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
旧本丸を下りて、松尾丸に再建された御殿を見に行きます。

旧本丸東虎口から飫肥小学校校庭を見る

旧本丸の石垣


松尾の丸 (クリックで拡大)
飫肥城復元事業により、昭和五十四年(一九七九)に、江戸時代初期の書院造りの御殿として、在来工法を使用して建設された。建物は延床面積約八百平方メートルで、御座の間、御寝所、涼櫓、茶室など二十室以上の部屋がある。涼櫓には、豊臣秀吉が京都の聚楽第で使用したと伝えられる湯殿と同じものを復元している。建物の設計、監修は豊後岡城や京都二条城を参考に故藤岡通夫博士が行った。本事業では多くの日南市民や本市出身者の寄付とともに、財団法人日本船舶振興会(現日本財団)から多額の助成を受けた。
-案内板より

御殿(復元・復興)

式台付き玄関


一間の周り縁(濡れ縁)は、板張りです。


二の間には「川御座船」の模型(1/4)が展示されていました。

西日本の大名は大阪に川御座船を置いて、参勤交代で大阪と伏見の間を
淀川の水運を利用して移動した。

御座ノ間


御座ノ間内側の廊下(畳敷き)と武者隠しの内部部屋


茶室

御寝所
つづく
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