近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
高知城本丸に建つ「御殿(懐徳館)」に入ります。

式台付き玄関(式台の間)

書院作りの御殿(懐徳館)は、北から溜の間、玄関、正殿、納戸蔵からなる。

まずは、御殿南側に離れのように建つ納戸蔵へ。

山内家ゆかりの品や歴史資料などが展示されています。




正殿は上段の間、二の間、三の間、四の間、納戸、三畳二室、雪隠、
九畳の間、入側などから成ってます。

左側が玄関(正殿)、右側が納戸蔵


「波の透彫欄間」

本丸御殿 国の指定重要文化財
(享保十二年(1727)天守と共に焼け落ち、延享四年(1747)に再建)


現在残っている城郭御殿建築は、二条城、彦根城、掛川城、川越城などに
残されているだけで、此処高知城は、往時の場所に建つので、その価値は
一層高いとされています。

奥の一段高い八畳間が上段の間
(藩主の座したところで、武者隠しの部屋が付随している。)

武者隠しの部屋



物見窓
鉄砲狭間から覗いているだけでは、敵兵全体の動向を把握するのは難しく、土壁上面寄りに一間幅で横長に、横連子の武者窓を設けています。本丸東南面の物見を一手に引き受けた軍学上重要な窓で、高知城にのみ残っています。 -案内板より
つづく
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