近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら

拝殿 国の重要文化財
応永三十四年(1427)再建(慶長七年(1602)に大修理)
素木造で屋根は切妻造、檜皮葺。正面中央に一間の向拝を設ける。

拝殿から本殿を拝す

(向かって右)本殿 国の重要文化財 応永三十四年(1427)再建
三間社流造、檜皮葺
(向かって左)下津社(下津宮)祭神:下津姫、高籠神

上津社(上津宮)祭神:上津姫、雷神

本殿背面(手前から下津社、本社(本殿)、上津社)


日本総鎮守 (左)
大三島宮 大山祇神社由緒
御祭神 大山積大神
御祭神大山積大神は天照大神の兄神で山の神々の親神に当り(古事記・日本書紀)天孫瓊々杵尊の皇妃となられた木花開耶姫命の父神にあたる日本民族の祖神として、和多志大神(伊豫國風土記)と申し上げる。
海上安全の守護神である。
地神・海神兼備の大霊神として日本の国土全体を守護し給う神であるところから古代より日本総鎮守と尊称され朝廷を初め国民の崇敬は各時代を通して篤く中世は四社詣、五社詣の中心となり、平安時代既に市が立ち現在に続いている。
御分社は、全国に10000余社祀られ、延喜式名神大社に列せられ伊予国一の宮に定められた。
明治以降は国幣大社に列せられ四国で唯一の大社として尊崇されている。 -案内板より
「隼人の舞」ブロンズ像(高さ2.53m) (右)
薩摩の隼人族が大和朝廷の貢物とした芸能が隼人舞だといわれている。その祖型は山幸彦が海幸彦に勝利した物語を表現したものとも言われ、隼人族と朝廷との親密な関係があったことが『日本書記』から読み解ける。
現在隼人舞は隼人の鹿児島神宮で伝承されており歌舞伎成立以前の古代芸能として大変貴重な文化遺産である。
今治造船株式会社 奉納 中村晋也 製作 -案内板より


(左)姫子邑神社
祭神:木花開耶姫命(大山積神の娘)
火々出見命・火須勢理命(木花開耶姫命の御子神)
(右)石神社、稲荷神社、地神社、院内荒神社(祭神:神饌調理の竈神)

重要文化財
宝篋印塔(ほうきょういんとう)
鎌倉時代 時宗(じしゅう)の開祖一遍上人は河野通広の子として松山宝厳寺で生まれ、三島水軍河野通信の孫に当たり、一遍上人絵伝に知られる通り大三島宮の参拝の折奉納したものです。 -案内板より

大山祇神社の神体山 安神山
宝物館には、刀剣、甲冑、弓箭具などの文化財が多く、特に甲冑は、日本の
国宝・重要文化財指定品の大半が当神社にあるとされます。
また、海事博物館には、
昭和天皇の採集船である葉山丸が保管されております。

伊予国一宮 大山祇神社
御朱印
つづく
当ブログの無断使用は禁止です。
メッセージにて確認をして下さい。その上で、
文章引用・画像使用の場合は出典元URLを明記して下さい。