~西へ~(141)18日目⑥ 阿波国一宮 大麻比古神社Ⅰ | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

 
                    近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら


阿波國總社(推)2社に拝礼し、続いては、阿波國一宮(称)4社の4社目、
阿波國一宮「大麻比古神社」です。

  

大麻比古神社は、式内社(名神大社)旧国幣中社で現在は、
神社本庁の別表神社です。また阿波国・淡路国両国(徳島県)の
総鎮守として、信仰を集めております。



祓川橋(板東谷川)を渡り、鳥居の先に車を停めます。

       

玉垣手前の狛犬。

    

形も独特ですが、他にも足元に何かを吐き出す人?神?が。

   

石段を上がると、立派な大木。
      
 阿波一宮 大麻此古神社御由緒
御祭神 大麻比古大神・猿田彦大神
  由緒
 神武天皇の御代、天太玉命の御孫天富命勅命を奉じて洽く肥沃の地を求め、阿波国に到りまして、麻楮の種を播殖し、麻布木綿を製して殖産興業の基を開き、国利民福を進め給い、その守護神として太祖天太玉命を此の地に斎き祀る。大麻比古神社は、太祖天太玉命と猿田彦大神の御神徳を称えて奉った御社名と伝えられる。
 猿田彦大神は、昔大麻山の峯に鎮まり坐しが後世に至り、本社に合せ祀ると伝えられる。延喜の制名神大社に列し、阿波国一宮と称え、阿波、淡路両国の総産土神として崇め奉る。清和天皇貞観元年従五位上を授け奉り、順次進階して中御門天皇享保4年正一位に進み給う。斯く朝廷の崇敬厚く、又代々の国司領主の尊崇深く、神田山林を寄進、藩費を以って社殿の造営を行い、年々祭費を奉らる。明治六年国幣中社に列す。
 明治13年国費をもって本殿以下の造営が行われた。現在の祝詞殿、内拝殿、外拝殿は昭和45年氏子崇敬者の寄進によって造営された。
 大麻比古神社は、古来方除、厄除、交通安全の神として霊験を授け給い県内外の氏子崇敬者から「大麻さま」「大麻さん」「大麻はん」と親しみをこめた御名で崇められ、厚い信仰が寄せられている。
祭礼及び特殊神事
例祭 11月1日氏子崇敬者の奉仕によって神輿の渡御及び獅子舞の奉納などの神賑がある。
奥宮例祭 旧7月18日大麻山頂に鎮座する奥宮峯神社の例祭が行われ、氏子崇敬者の奉仕によって神幸祭が行われる。旧7月17日宵宮から18日早暁にかけて三回氏子崇敬者の安全を祈念する大祈祷祭が行われる。
神迎祭 旧正月元旦、2日、3日、本殿に於て旧正月の神事が行われる。
湯立神楽 旧3月12日社務所前庭に湯竈を築き、忌火によって湯を立て、湯花を本殿に奉り、無病息災と五穀豊穣を祈念する。
神火大祭 2月節分当日 氏子崇敬者が願旨を記して奉納した祈祷木を神火によって焚き上げ、除災招福を祈願する。   -案内板より


   
  御神木「楠」(幹周/8.3m、樹高/22m、樹齢は千年以上)


 社殿

          
               垣に囲まれた社殿前の狛犬


 唐破風が設けられた向拝付の外拝殿


 拝殿ない


 本殿(三間社流造)



                             つづく







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